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2009/8/28 第231号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2編集長だより
「防災の日にちなんで」
3お知らせ
・企画展「伊勢湾台風から50年」~水害から国土を守る~(国土地理院)
◆編集長だより
○防災の日にちなんで
広報課長 平田徹郎
来週9月1日は防災の日です。1923年9月1日に発生した関東大震災に
ちなんで制定され、全国各地で防災訓練が行われる日となっています。政府で
も、8月30日の総選挙の翌々日で、選挙の熱気もさめない中ですが、首都直
下型地震を想定し、総理大臣を始めとする全閣僚が参加する訓練が行われる予
定です。
今月は11日早朝に駿河湾を震源地とする震度6弱の地震があり、東名高速
道路牧ノ原インターチェンジ付近の斜面が崩落しました。翌12日には金子国
土交通大臣が現地調査に赴かれ、私もマスコミの方々と一緒に見てきました。
台地に茶畑が広がるのどかな風景の中、崩落現場にはトラックが長い列をなし
て、次々に土砂を投入していました。工法の変更を迫られるなど難工事でした
が、中日本高速道路会社の懸命の作業の結果、15日深夜に復旧しました。
また、25日早朝には、気象庁から誤った緊急地震速報が発表され、電車の
遅れなどにより利用者・国民の皆様にご迷惑をお掛けしました。ソフトウェア
改修業者の作業が原因ですが、今後このようなことがないよう、再発防止に努
めて行きます。
このように、今月は地震が大きなニュースになりましたが、地震のない国か
ら来た外国人にとって地震は、怖ろしいと同時に興味深いものです。ミシュラ
ンのガイドブックを見ると、帝国ホテルの歴史で関東大震災の日に開業したが
被害を免れたとか、伊豆半島では地震対策として小学生が黄色いヘルメットを
被って通学しているとか、エピソードが紹介されています。政府観光局JNTOの
観光案内所でも地震体験ができる施設はどこにあるか(北区の地震の体験館)
という質問がままあるそうです。
観光の体験としても関心を集める地震ですが、警報体制と対策は怠りなく備
えていきたいと思います。
◆お知らせ
○企画展「伊勢湾台風から50年」~水害から国土を守る~(国土地理院)
本年は、東海地方を中心に高潮や河川の氾濫などによる水害で、死者・行方
不明者5,000人以上という甚大な被害を及ぼした1959年(昭和34年)の伊勢湾台
風から50年目にあたります。
国土地理院(つくば市)の「地図と測量の科学館」では、伊勢湾台風のほか、
茨城県内の身近な水害を当時の写真、調査資料等を展示し、今日までに地図・
測量が果たしてきた役割を紹介する「企画展『伊勢湾台風から50年』~水害
から国土を守る~」を開催しています(11月1日(日)まで)。期間中、伊勢
湾台風を記録した「愛知県政ニュース」(愛知県所蔵)をビデオ上映や、講演
会も予定していますので、ご興味のある方は是非ご来場ください。