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2010/2/23 第345号
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◇目 次◇
1新着情報
・大臣発言(2月23日会見速報版)
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(2月19日)
2地域情報スクエア
「坂の上の雲」のまち、松山
~ドラマの始まりの地へ ようこそ~ (愛媛県松山市)
★用語解説:「PPP」
Public Private Partnershipの略。官民連携。官と民がパートナーを組んで
事業を行う、新しい官民協力の形態。
◆地域情報スクエア
○「坂の上の雲」のまち、松山
~ドラマの始まりの地へ ようこそ~ (愛媛県松山市)
愛媛県松山市は、松山城を中心に発展してきた旧城下町で日本最古といわれ
る名湯・道後温泉で有名な温泉地です。
また近代俳句の父正岡子規らを輩出し、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞
台となるなど、癒しのひとときが味わえる歴史・文学のまちとして古くから親
しまれてきました。
落ち着いた雰囲気の漂う松山ですが、昨年11月29日から放送が開始され
たNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の始まりの舞台として、今、観光ブ
ームで盛り上がっています。
原作の小説「坂の上の雲」は、昭和43年から新聞に掲載された司馬遼太郎
氏の長編歴史小説で、松山市で生まれ育った軍人秋山好古・眞之の兄弟と俳人
正岡子規を中心に、近代国家を目指す激動の明治を高い志を持って支えた人々
が描かれ、小説誕生からちょうど40周年目にして初めてドラマ(映像)化さ
れました。
松山城周辺には、日露戦争での捕虜と住民の温かい交流を偲ばせる『ロシア
人墓地』。有志の方々により復元公開されている『秋山兄弟の生家』。正岡子
規が16歳まで使用した書斎(居室)を復元した『子規堂』。正岡子規と50
日余り同居し、夏目漱石に「坊っちゃん」執筆のきっかけを与えたと言われる
漱石の下宿先を復元した『愚陀仏庵』など見所がたくさんあります。
松山市では、平成11年度から小説「坂の上の雲」をテーマにしたまちづく
りを計画し、小説にゆかりの地や施設を有効活用して、まちの魅力を高め、よ
り良いまちとして発展していこうと官民一体となって取り組んでいます。
平成19年には中核施設として、安藤忠雄氏デザインによる『坂の上の雲
ミュージアム』がオープンし、正岡子規や秋山兄弟を中心に、その人物の魅力
に触れることができます。
ドラマをご覧になった方もそうでない方も、歴史と文学のまち「松山」の魅
力をぜひ満喫して下さい。