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2010/12/10 第542号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
2編集長だより
3お知らせ
・「プラットホーム事故0(ゼロ)運動」の実施
・自動車のリコール等の通知等があったときには
◆新着情報[12月10日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○主要建設資材月別需要予測<平成23年1月分>
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000179.html
○建設工事受注動態統計調査報告(平成22年10月分)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000198.html
○「第25回日中水資源交流会議」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000058.html
○平成22年度 木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業)
第2回募集の開始
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000206.html
○(お知らせ)エコポイントの活用による環境対応住宅普及促進事業
(住宅エコポイント事業)の実施状況(平成22年11月末時点)
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000205.html
※観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料は、以下の
URLからご覧いただけます。
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index22.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h22/index.html
◆編集長だより
広報課長 野村 正史
今月4日午前6時31分、まだ暗い中「はやて12号」は万歳三唱と万雷の拍手
に送られ、ポッと頬を染めるようにツツジピンクの車体ストライプを輝かせな
がら静かに新青森駅11番線を滑り出していきました。東北新幹線全線開業上り
一番列車の出発です。
馬淵大臣の開業式典出席に小生も同行しました。現地での大臣会見の予定が
あったためです。朝の気温は3℃前後にまで冷え込み雪もちらつく寒さにもか
かわらず、一番列車の乗客以外にも発車の様子を一目見ようとする人たちが
ホームに詰め掛け、凄い熱気でした。8年前に県東南部の八戸市まで開通して
いたとはいえ、県都青森市は東北6県県庁所在地では唯一新幹線ネットワーク
から取り残されてきた訳であり、大宮-盛岡が開通した昭和57年から数えれば
何と28年間待ちに待った全線開業ですので、地元の方々の感慨もさぞや一入だ
ったと思います。
在来線青森駅の西方4kmほどの所に位置する新青森駅は、中心市街地に与え
る影響を緩和するため周辺への商業施設立地を量的に規制しているそうですが、
駅の中には青森の名産・特産品を主役にしたショッピングゾーンが設けられ、
開業日には大変な混雑ぶりでした。待ちわびた時間が長かった分だけ、喜びが
一気にほとばしったという感じでした。
一方で、青森開業に関して今後の課題も指摘されています。通年需要の確保
といった新幹線自体をめぐる課題は勿論のこと、第3セクターに移管される並
行在来線の経営問題、航空路線との競合問題、さらには、新幹線開通がもたら
す「ストロー効果」の問題、あるいは、函館延伸時の「通過駅化」の問題まで
既に取り沙汰されています。
これらはひとり青森だけの問題ではなく、これから数年後に開業が予定され
る北陸新幹線や九州新幹線長崎ルートにも共通の課題でしょう。いわゆる「太
平洋ベルト地帯」から外れたエリアを走るルートにおいては、新幹線のもたら
す「光と影」のコントラストがより明確になることが予想されます。何年も待
ち焦がれた新幹線が来た喜びにゆっくりとひたる暇もなく、これを真の地域活
性化に繋げるため、地域の努力はこれからもまだまだ緩める訳にはいきません。
とはいえ、東京-青森間最短3時間20分という時間距離の短縮は地域に大き
なインパクトを与えるでしょう。来年3月には九州新幹線鹿児島ルートが全線
開業し、青森から鹿児島が新幹線で結ばれます。地域の熱い期待と幾つかの課
題を乗せて、新幹線が日本列島を駆け巡ります。
◆お知らせ
○「プラットホーム事故0(ゼロ)運動」の実施
首都圏の鉄道では、多くの旅客に利用されているなか、ホームでの事故が多
数発生しており、近年、特に酔客の事故が増加しています。このような状況に
鑑み、年末年始の輸送等に関する安全総点検にあわせ、平成22年12月10日(金)
から平成23年1月10(月) まで、鉄道21社と合同による「プラットホーム事
故0(ゼロ)運動」を実施します。
ホームでの事故防止を図るため、特にホームから線路への転落について注意
喚起するとともに、ホームから転落した人を見たときの非常停止押しボタンの
使用などの対応についてPRしていきます。
■ http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_fr8_000007.html
○自動車のリコール等の通知等があったときには
使用されている自動車について、自動車ディーラーなどから、リコール又は
改善対策の通知が送付されたり、その対象自動車であることが新聞等で公表さ
れたときは、安全・環境への影響から、自動車の修理を行う必要があります。
道路運送車両法により、自動車ユーザーは、自分の自動車が保安基準に適合す
るよう点検・整備する義務がありますので、忘れずに修理を受けましょう。リ
コールの対象となる点検、修理は無償です。
※自動車のリコール制度についてはこちらをご覧ください
→ www.mlit.go.jp/RJ/