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2011/3/9 第598号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣会見要旨(3月8日)
・副大臣会見要旨(3月7日)
2政策クローズアップ
「九州新幹線の全線開業」
3お知らせ
・東北地方・三陸沖周辺の津波注意報は解除されました!
・浄化槽設備士試験及び浄化槽設備士講習の新たな実施機関の指定!
・平成23年度「観光プロモーションin羽田空港」実施団体を募集します!
◆新着情報[3月9日発表分]
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
○「第7回日韓運輸ハイレベル協議」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000044.html
○平成21年の水害被害額の確報値
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000303.html
○平成22年度民間住宅ローンの実態に関する調査の結果
http://www.mlit.go.jp/report/press/house01_hh_000035.html
○YKK AP(株)、新日軽(株)及び不二サッシ(株)が販売した防火設備の
大臣認定仕様との不適合
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000231.html
○九州新幹線(博多・新八代間)の貸付料の額
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000026.html
○「日ベトナム物流セミナー」の開催結果
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu02_hh_000029.html
【大畠大臣会見要旨(平成23年3月8日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin1100308.html
【池口副大臣会見要旨(平成23年3月7日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/ikeguchihukudaijin110307.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html
◆政策クローズアップ
○九州新幹線の全線開業
<博多~新八代間の開業>
今週の土曜日(12日)に、九州新幹線が全線開業し、これによって博多~
鹿児島中央間の所要時間が最短で1時間20分になります。さらに山陽新幹線
との相互直通運転も実現することにより、新大阪~鹿児島中央間を最速3時間
45分で移動することが可能になります。
九州新幹線は、いわゆる整備新幹線として建設が進められ、平成16年3月
に、南側半分の区間である新八代~鹿児島中央間約126㎞が部分開業してい
ます。南側を先に進めたのは、当初、フル規格によって全線を一括整備するこ
とが困難な状況にあり、部分的開業を検討した結果、単線区間が多く線形も悪
く、整備することによる時間短縮効果が大きいこの区間を先行することになっ
たものです。
なお、博多~新八代間が開業するまでの間は、新八代駅での乗り換えが必要
でしたが、新幹線と在来線の乗換ホームを同じにしたことで、約3分での乗換
が可能となり、利用者の負担が軽減されていました。この時点での博多~鹿児
島間の所要時間は、在来線のみ利用の3時間40分から、新幹線乗換利用で2
時間12分となり、約90分の短縮が図られていました。
<八代~鹿児島中央間の開業後効果>
南側半分の区間の九州新幹線が開業する前の新八代~鹿児島中央間の輸送人
員は、平成15年では3,900人/日でしたが、開業後1年目の平成16年
の実績は8,800人/日、4年目の平成19年には9,400人/日と約2.
4倍に増加しています。
鹿児島県全体での新幹線開業後の入り込み客数は、平成15年を100とす
ると平成19年は108ポイントに増加して約5,000万人となっています。
桜島地区では20ポイントの大幅な増加となっているほか、指宿・佐多地区で
9ポイント、霧島地区でも4ポイント増加となっています。
鹿児島県が実施した「九州新幹線開業関連観光動向調査」によれば、県外か
らの観光客が鹿児島県に入る際の交通手段として、鹿児島、指宿、南薩摩地区
では約20%の観光客が新幹線を利用しています。
また、新幹線開業による観光への影響について、九州経済調査協会が実施し
た「九州の観光・レジャーに関するアンケート」の結果では、鹿児島県の観光
施設では約90%がプラス効果があったとされています。
<幹線交通の整備による広域観光効果への期待>
このように、交通ネットワークにおいて新幹線という幹線交通が整備される
ことに伴って、隣接する観光地への在来線やバス等といった二次交通が整備さ
れるなどして観光圏が拡大し、さらに、地域の魅力や潜在能力を最大限に引き
出すための様々な取組みが推進されるといった相乗効果によって、周辺地域に
おいても広域観光による様々な効果がもたらされることが期待されます。
■新幹線鉄道の整備
http://www.mlit.go.jp/tetudo/shinkansen.html
◆お知らせ
○東北地方・三陸沖周辺の津波注意報は解除されました!
本日(9日)11時45分に発生した三陸沖を震源とする地震(マグニチュード
7.3(暫定値))おいて、気象庁は11時48分に青森県太平洋沿岸、岩手県、
宮城県及び福島県沿岸部に津波注意報を発表しました。大船渡で12時16分に最
大0.6m、石巻市鮎川で12時25分に最大0.5mなど、東北地方の太平洋沿
岸で津波が観測されましたが、午後2時50分、津波注意報は解除されました。
■気象庁ホームページ: http://www.jma.go.jp/jma/
※参考:政府インターネットテレビ「津波の怖さ 知ってますか?」(動画)
津波を正しく理解して、津波から自分を守る方法を知ることで、津波によ
る被害を減らすことができます。津波の恐ろしさや身を守る方法をお知らせ
します。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3833.html
○浄化槽設備士試験及び浄化槽設備士講習の新たな実施機関の指定
浄化槽設備士に係る講習等に関する省令(平成13年国土交通省・環境省令
第4号)第5条及び第14条で定める指定試験機関及び指定講習機関について、
財団法人浄化槽設備士センターに対する指定を取消すとともに、新たに財団法
人日本環境整備教育センターを指定することとなりましたので、お知らせしま
す。
■http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000104.html
○平成23年度「観光プロモーションin羽田空港」実施団体を募集します!
「空港を活用した国内観光振興プロモーション実行委員会」では、羽田空港
国内線旅客ターミナルにおける国内観光振興のためのプロモーションを23年度
も実験的に実施します。
このプロモーションの実施団体を、地方公共団体や観光振興団体を対象に募
集します。積極的なご応募をお待ちしております。
(募集期間:3月9日~4月14日)
■観光庁ホームページ(報道発表)
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news04_000018.html
※参考:平成22年度実施団体等はこちら
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000059.html