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2011/8/1 第695号
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◇目 次◇
1新着情報
・本日の報道発表
・大臣政務官会見要旨(7月28日)
・人事異動(8月1日)
2東日本大震災における対応状況等
・被災自動車の永久抹消登録・自動車重量税特例還付申請
の出張受付について ~東松島市、亘理町にて開催~
・交通機関の復旧状況 他
3政策クローズアップ
平成23年版「水資源白書」
4お知らせ
・第3回「旅シヨーット!プロジェクト」作品の募集を開始(観光庁)
◆新着情報
【報道発表】※各URLで内容を見ることができます。
[8月1日(月)発表分]
○小笠原諸島振興開発審議会委員の任命
http://www.mlit.go.jp/report/press/city12_hh_000017.html
○「ノウハウ・技術移転支援事業」(技術マッチング)の開始
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo01_hh_000008.html
○中央建設業審議会委員の任命
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000128.html
○「建設業取引適正化推進月間」
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000127.html
○船舶に乗り組む船員に必要となる船員法関係の2資格について、資格取得
手続きの改善を行います
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji04_hh_000016.html
○日本海側拠点港への応募港湾
http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000032.html
○「みなとまちづくりマイスター」の表彰
http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000031.html
○「第2回日インドネシア交通次官級会合」の開催結果
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000051.html
[7月31日(日)発表分]
○平成23年7月27日からの前線に伴う新潟県・福島県の大雨災害に対し、緊急
災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を新潟県、福島県に派遣します
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000368.html
○「平成23年版日本の水資源」の公表
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo01_hh_000001.html
【津川大臣政務官会見要旨(平成23年7月28日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/tsugawaseimukan110728.html
【国土交通省人事異動(平成23年8月1日)】
http://www.mlit.go.jp/about/h23jinji.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index23.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h23/index.html
◆東日本大震災における対応状況等
○東日本大震災による被災自動車の永久抹消登録・自動車重量税特例還付申請
の出張受付について ~東松島市、亘理町にて開催~
東北運輸局では、東日本大震災において被災・流失した自動車の永久抹消登録
及び自動車重量税特例還付申請について、特例として被災した地域に出張して受
付を行っています。
このたび、宮城県内において、下記のとおり出張受付を行いますのでお知らせ
します。
○8月 9日(火)9:30~15:30 場所:東松島市役所
○8月18日(木)9:30~15:30 場所:悠里館(亘理町)
■詳細は東北運輸局のホームページからご覧頂けますのでご利用下さい。
http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/puresu/jg110729.pdf
○交通機関の復旧状況
[1] 本日(1日)午前10時現在の各施設等の復旧率は次のとおりです。
・JR常磐線84%(原発規制区間66.8kmを除く)
・港湾46%(暫定利用可能岸壁数 170バース/373バース)
[2] 交通機関の運転再開予定など、震災復興に向けた動きをお知らせ致します。
<8月8日(月)>
・JR八戸線(階上駅~種市駅)運転再開予定
<9月末目標>
・仙台空港線(美田園駅~仙台空港駅)
○国土交通省の取組概要
http://www.mlit.go.jp/common/000138602.pdf
○災害情報 東日本大震災への対応(総括)
http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_110311.html
○応急仮設住宅関連情報
応急仮設住宅の着工・完成状況や入居の募集状況など、各自治体へのリンク
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_kasetu.html
○交通・住まいなど国土交通省の対応状況詳細
http://www.mlit.go.jp/report/daisinsai_top.html
◆政策クローズアップ
○平成23年版「水資源白書」
水資源白書は、昭和58年以降、毎年「水の日」(8月1日)に合わせて公表し
ています。この白書は、日本の水需給や水資源開発の現状、今後早急に対応す
べき水資源に関する課題について総合的にとりまとめています。
今年の白書では、「気候変動に対応するための取組」をテーマに、水資源の
現状と課題などを紹介し、今後、安全で良質な水資源を確保するとともに、気
候変動に適応し、持続可能な水利用に向けて取り組むべき事項をとりまとめて
います。また、特別編として、3月11日に発生した震災による水資源施設など
の被害状況や復旧の取組などの概要を「東日本大震災について(速報)」とし
て紹介しています。
第1章においては、日本の水資源の現状と課題を取り上げています。
近年の全国での水使用量は、横ばい若しくは減少傾向にあり、水需給はバラ
ンスしつつある一方で、社会状況の変化、気候変動による安定的な水供給への
影響、既存施設の老朽化などの課題を抱えており、今後、供給量をいかに確保
するかという量的な開発を主とする施策から、健全な水循環系を維持すること
や、安定的な水供給の確保といった要請に応える段階に来ているとしています。
水資源に影響を与える気候変動は実態として現れており、降水量について
100年間の経年的な変化をみると、近年の傾向は少雨傾向にあり、降水量の多
い年と少ない年の開きが拡大し、年間水量の変動幅は増大、さらに、1年の間
で連続する雨の降らない期間(無降雨期間)が長期化していると分析していま
す。そのうえで、安定的な水供給を確保するためには、河川水だけでなく地下
水、雨水、再生水等をこれまで以上に活用する検討が重要としています。
第2章では、水問題に関する国際的な取組の動向について紹介しています。
世界的な水問題として、「安全な飲料水及び基礎的な衛生施設を継続的に利
用できない人々の割合を半減する」ことの実現に向けた行動が各国と地域で進
められており、世界保健機構(WHO)や国連児童基金(UNICEF)による統計と
して、安全な飲料水を継続して利用できない人口の割合は、世界全体で1990年
の23%から2008年には13%へと大幅改善したが、依然として世界全体で約9億人
の人々が安全な飲料水を継続的に利用できない状況にあること、また、基礎的
な衛生施設を継続して利用できない人口の割合は、世界全体で1990年の46%か
ら2008年には39%に改善したものの、約26億人の人々がトイレ等の衛生施設を
継続して利用できない状態にあることを紹介しています。
この水問題の解決は、国連で示されたミレニアム開発目標にある「極度の貧
困と飢餓の撲滅」、「ジェンダー平等推進と女性の地位向上」、「乳幼児死亡
率の削減」の達成にも関連する重要なものとして、今後、こういった人々の割
合を半減させるという目標を達成するために、なお努力が必要であるとしてい
ます。
特別編として、東日本大震災による水に関する施設の被害状況及び国、自治
体等の対応状況をまとめています。
東日本大震災により、水道施設は大規模な被害を受け、水道については、累
計で約230万戸、最も多い宮城県では約62万戸が断水。応急復旧により、断水
戸数は4月7日時点で15万戸まで減少したものの、余震により同月12日時点で約
33万戸増加、その後、6月28日時点で約6万戸を除いて断水は解消したとしてい
ます。
工業用水施設については44事業で被害が発生し、農業水利施設は18,032箇所
と広範囲にわたる被害が生じ、とりわけ東北3県の沿岸部では地震に加えて津
波による大きな被害が発生しました。さらに下水道施設については、浄化セン
ターの稼働停止や施設の損傷等で計120箇所が被災し、下水管については、11
都県の137市町村等における被害管路延長が約960kmで、被災率は約1%として
います。
国や自治体などの対応状況や支援活動についても紹介しています。
「平成23年版水資源白書」は、国土交通省のホームページに掲載されていま
すので、ぜひご覧下さい。
■「平成23年版日本の水資源」
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/hakusyo/index5.html
※8月1日は「水の日」、8月1日~7日は「水の週間」です。
■第35回「水の日」・「水の週間」行事の概要
http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000060.html
◆お知らせ
○第3回「旅シヨーット!プロジェクト」作品の募集を開始します(観光庁)
「旅シヨーット!プロジェクト」は2009年に創設され、「旅っていいな」
「旅がしたくなった」「日本に行きたくなるね」をキーワードに、ショート
フィルムで「日本の旅」「日本の魅力」を描写し、国内・海外向けのPRに活
用しています。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
(SSFF & ASIA ※)」(代表:別所哲也氏(観光庁VISIT JAPAN大使))では
2012年の映画祭に向けて、作品を募集しています。奮ってご応募ください。
■観光庁ホームページ(報道発表資料)
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000106.html
※「SSFF & ASIA」:アジア最大級、国内唯一の米国アカデミー賞公認短編映
画祭。