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2012/6/27 第917号
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情報などを盛り込んでお届けします。是非ご覧ください!
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◆目 次◆
1新着情報
・本日の報道発表
・人事異動(6月27日)
・大臣会見要旨(6月26日)
・津島大臣政務官会見要旨(6月25日)
2現場レポート
生き抜くために。想定外の津波に備え ~命船の開発へ~(四国運輸局)
3お知らせ
自動車のリコール等の通知等があったときには
◆新着情報[6月27日発表分]
【本日の報道発表】
(トピック)
○「高速ツアーバス等の過労運転防止のための検討会」における過労運転防止
に係る緊急対策
関越自動車道で発生した高速ツアーバス事故を受け、運転時間の基準や交替
運転者の配置指針、点呼のあり方、運行管理体制などの過労運転防止対策につ
いて検討を行ってまいりましたが、本日、過労運転防止に係る緊急対策を取り
まとめました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000095.html
(政策)
○ボーイング式747-8F型航空機に対する型式証明書の交付
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku11_hh_000037.html
(リコール)
○リコールの届出(BMW X5 M 他)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001106.html
○リコールの届出(カトウ カトウKR-25H型ラフター 他)
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001104.html
(会議開催案内)
○交通政策審議会海事分科会第33回船員部会の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji01_hh_000159.html
○シールドトンネル施工技術安全向上協議会」の開催
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000192.html
○第3回海外インフラプロジェクト推進懇談会
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000204.html
(会議開催結果)
○「第10回日ASEAN次官級交通政策会合」の結果
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000092.html
(その他)
○関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所Webページの一部改ざん
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho01_hh_000010.html
○大臣官房官庁営繕部有資格業者に対する指名停止措置
http://www.mlit.go.jp/report/press/eizen01_hh_000100.html
【国土交通省人事異動(平成24年6月27日)】
http://www.mlit.go.jp/about/h24jinji.html
【羽田大臣会見要旨(平成24年6月26日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin120626.html
【津島大臣政務官会見要旨(平成24年6月25日)】
http://www.mlit.go.jp/report/interview/tsushimaseimukan120625.html
※国土地理院、観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁の報道発表資料
は、以下のURLからご覧いただけます。
国土地理院 http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/press-2012.html
観光庁 http://www.mlit.go.jp/kankocho/news_index.html
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/press/index24.html
運輸安全委員会 http://www.mlit.go.jp/jtsb/houdou.html
海上保安庁 http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/index.html
◆現場レポート
○生き抜くために。想定外の津波に備え ~命船の開発へ~(四国運輸局)
犠牲者約1,500人という海難史上に残る悲劇をおこし、映画で有名なタイタ
ニック号をご存じの方も多いと思います。
この海難事故を契機として、いわゆる「SOLAS(ソーラス)条約=海上人命
安全条約」が時代に即して改正が図られ、現在161カ国が批准(同意)してい
ます。この条約に基づき、大型の船舶には、一定の基準を満たした救命艇の
搭載が義務づけられています。救命艇は、乗客や船員の最後の命綱として年々
基準が厳しくなり、技術の進歩に合わせて、大変、堅牢にできています。
昨年10月に、太平洋沿岸の市町村を訪問した際、昨年3月11日に起こった東
日本大震災による甚大な津波被害を教訓として、想定外の津波、災害時要援
護者への対応に備えることが喫緊の課題になっていると、お聞きしました。
津波からの避難は、高台に逃げることが基本です。しかし、近くに適当な
高台がない地域や、ご老人、体の不自由な方、幼児などの要援護者の避難は
難しい場合が想定されます。
そこで、津波の大きさに影響されず、想定外の津波でも、浮いて生き延び
ることができる救命艇が役に立つのではと考え、四国運輸局では、津波対応
型救命艇の開発に向けて検討会を高知県で開催し、学識経験者や県・市町村
などの意見をお聞きしました。
津波対応型救命艇の活用には、まだまだ多くの課題がありますが、津波対
策には色々な対策があった方がよい、早く実用化してほしい、との期待の声
が多数聞かれました。
話は変わりますが、高知県の南国市や香南市の地元の方から別名で命山
(いのちやま)と呼ばれる小高い山があると聞きました。この命山は、高知
を襲った安政地震津波の際に、大変な混乱のなか、人々は食物や衣服を持っ
て、この小高い山へ駆け上がり、数百人の命を救うことができたそうです。
津波対応型救命艇が、この命山ならぬ「命船」と呼ばれるように、開発を
進めていきたいと考えています。
■津波対応型救命艇に関する情報
http://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/kyumei/index.html
◆お知らせ
○自動車のリコール等の通知等があったときには
使用されている自動車について、自動車ディーラーなどから、リコール又は
改善対策の通知が送付されたり、その対象自動車であることが新聞等で公表さ
れたときは、安全・環境への影響から、自動車の修理を行う必要があります。
道路運送車両法により、自動車ユーザーは、自分の自動車が保安基準に適合す
るよう点検・整備する義務がありますので、忘れずに修理を受けましょう。
リコールの対象となる点検、修理は無償です。
■自動車リコール制度: www.mlit.go.jp/RJ/