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車(くるま)が壊(こわ)れたり、調子(ちょうし)が悪(わる)くなってしまったときは、どうしたらよいでしょうか? |
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「自動車整備工場(じどうしゃせいびいこうじょう)」にいる「自動車整備士(じどうしゃせいびし)」がなおします。 もし自分(じぶん)が病気(びょうき)になったり、ケガをしたときは病院(びょういん)にいって先生(せんせい)に診(み)てもらうと思(おも)いますが、クルマも同(おな)じように、調子(ちょうし)が悪(わる)くなれば病院(びょういん)【自動車整備工場(じどうしゃせいびこうじょう)】に行(い)って病院(びょういん)の先生(せんせい)【自動車整備士(じどうしゃせいびし)】に治療(ちりょう)【修理(しゅうり)】してもらいます。 また、皆(みな)さんも病気(びょうき)を予防(よぼう)するために健康診断(けんこうしんだん)を受(う)けると思(おも)いますが、クルマも【定期点検整備(ていきてんけんせいび)】や【車検整備(しゃけんせいび)】などの健康診断(けんこうしんだん)を受(う)け、故障(こしょう)やトラブルを防(ふせ)ぐことが大切(たいせつ)です。クルマを安心(あんぜん)・安全(あんしん)に使(つか)うために【自動車整備工場(じどうしゃせいびこうじょう)】やそこで働(はたら)く【自動車整備士(じどうしゃせいびし】が大切(たいせつ)な役割(やくわり)をしています。
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自動車整備士(じどうしゃせいびし)ってどんな仕事(しごと)?どうしたらなれるの? |
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YouTubeにてゆっくり解説動画(かいせつどうが)やバーチャル工場見学(こうじょうけんがく)などを公開(こうかい)しております。 チャンネル登録(とうろく)もよろしくおねがいします。 自動車整備人材確保・育成推進協議会 - YouTube |
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自動車の環境対策として、どのような取り組みをおこなっていますか? |
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自動車は私たちの生活になくてはならないものですが、私たちの環境に負担をかけてしまうところもあります。国土交通省では、環境にやさしい自動車がたくさん走るようになり、私たちの環境に負担をかけないようにすることを目指しています。 [1]地球温暖化問題について 地球温暖化問題は、CO2(二酸化炭素)の増えていることが原因です。自動車から排出されるCO2の量は、日本全体のCO2排出量のうち約2割をしめています。 CO2は石油燃料を燃やすほど排出されるため、燃費(※)の向上や走るときに石油燃料を使わない自動車の普及はとても重要です。少しの燃料で長い距離を走ることができる自動車や電気自動車などを増やすことを目指して、自動車の燃費の「基準目標値」を決めて、この「基準目標値」を上回る「低燃費車」の普及を進めています。 ※1リットルの燃料で走ることのできる距離のことです。 [2]大気汚染問題について 自動車から出てくる煙は空気を汚してしまいます。たくさんの自動車が走っている大都市などでは、自動車の排出ガスから出るNOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)などによる大気汚染が問題となっています。 このため、排出ガスから出る大気汚染物質(NOx、PM、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素))の「排出規制値」を定めて、段階的に規制を強めています。 [3]騒音問題について 自動車が動くときには、エンジンやタイヤなどから、うるさい音(=騒音)が出ます。この自動車から発生する騒音も環境問題となっています。 このため、自動車には音を小さくするための道具を付けるなどして、騒音が大きくならないように規制しています。 |
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自動運転の車は、どうやって安全にできると思いますか? |
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安全な自動運転を実現するためには、交差点で飛び出してくる歩行者や自転車への対応や、自分の周りにいる車や歩行者に気を使った運転など、普段、人間のドライバーが当たり前に行っている「その場その場でうまく判断して運転」することをシステムが対応できるようにする必要があります。 そのためには、まず、道路上にどのような危険が潜んでいるか網羅的に見つけ出し、次にそれぞれの危険事象に対して自動運転車が安全に走行するためにはどのように制御すればよいか考えて、自動運転システムを作りこんでいく必要があります。 また、そもそも道路自体を工夫して、歩行者と車をガードレールで分離する、あるいは道路側から歩行者の存在を自動運転車に教えるシステムを作るなど、自動運転車が安全に走行できる環境を整備することも有効です。 このように、道路上の危険を一つ一つ洗い出しながら、同時に走行環境も整備していくことで、自動運転車の安全を確保していくことができると考えています。 図:道路上の危険事象の例 ![]() ![]() |
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まちにとって優しい車にするため、どのような工夫をすればよいでしょうか? |
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自動車は、数多くの部品で構成された機械であるため、使用や時間の経過にともなって、劣化や摩耗が進み、その構造や装置の性能が低下します。 そのため、日々 「まちにとって優しい車」となっているかを注意深く見守り、何か異変を感じた際には、自動車整備工場に相談するようにしてください。 https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/images/t_booklet.pdf |