4.3.1.1.1 交通(道路)モデル(LOD0)の概要
交通(道路)モデル(LOD0)では、道路の形状を線により表現する。道路の形状の線は、ネットワーク(道路中心線)又は道路縁のいずれかとする。標準製品仕様書は、原則としてネットワーク(道路中心線)を採用する。ただし、数値地形図との互換性を保つために、道路縁を選択できる。
道路縁を採用する場合、「作業規程の準則 付録7 公共測量標準図式」(以下、「公共測量標準図式」という)に従う。道路縁とは、「道路法第2条第1項に規定された道路にあっては道路構造令に定める歩道、自転車道、車道、中央帯、路肩、又は植樹帯等で構成される道路の部分で最も外側の線(植樹帯が最も外側にある場合には、当該植樹帯を除いた道路の最も外側の線をいう。)、道路法第2条第1項に規定する以外の道路にあってはこれに準ずる線」をいう。[公共測量標準図式]
交通(道路)モデル(LOD0)の取得イメージを表4-134に示す。
LOD0 | ||
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取得例 | ||
説明 | 左右両側の道路縁から等距離となる点をつないだ線分を取得する。 | 道路縁を取得する。 |