4.18.1.1.1 地形(LOD0)の概要

地形モデル(LOD0)では、地形を点又は線により表現する。

地形モデル(LOD0)の取得イメージを4-767に示す。

4-767 — 地形モデル(LOD0)の取得イメージ

LOD0

取得例

説明

等高線及び等深線は等値線を取得する。

凹地は高い方を左に見るように等値線を取得する。

凹地(小)は高い方を1点目、低い方を2点目として取得する。

洞口は正射影の方向に一致させて記号を表示する。

露岩は、高度の高い方を右に見る形で界線を取得する。

LOD0

取得例

説明

土がけは、頂部を示す線と射影部を示す短線を頂部から最大傾斜方向へ図上2.0mmまで表示し、それ以上の射影部は下端を破線で表示する。また、正射影の幅が図上1.0㎝以上の場合には記号の挿入位置を取得する。

岩がけは、頂部を山型に表示し、傾斜を示す
短線は頂部を示す線から最大傾斜方向に、壁面を示す短線は傾斜を示す短線と直角に表示する。傾斜を示す短線は、最大図上2.5mmを表示し射影部の下端を破線で表示する。正射影の幅が図上1.0cm以上の場合には、適宜の位置に(岩)の記号を添えて表示する。

雨裂は、地図情報レベル500及び1000では土がけの記号で表示する。地図情報レベル2500は雨裂の正射影を表示する。
急斜面は、地図情報レベル500及び1000の場合にのみ土がけの記号で表示する。

散岩は、高度の高い方を右に見る形で界線を取得する。
極小は記号表示位置の点を取得する。

さんご礁は、高度の高い方を右に見る形で界線を取得する。