3.3.1.3 LOD4の立体の作成手順

LOD4の立体は、LOD3の詳細な都市オブジェクトの形状(外形)に加えて、都市オブジェクトの内部の形状が再現された立体である。例えば建築物の場合、LOD4では、LOD3の外形に加えて、建築物の内部の空間として部屋及び境界面(内壁、天井、床)、また、部屋の境界面に設けられた開口部(窓、扉)が再現される。

内部の形状は測量では取得できない場合や取得が困難な場合があるため、LOD4はCADやBIMなどの設計データからの変換や設計図のデジタイズにより作成することが基本となる。ただし、可能な場合には測量により取得してもよい。この場合には、LOD2やLOD3と同様の作成手順となる。

BIMデータの活用については、「PLATEAU Handbook #03」を参照する。