5.2.1.1 LOD1のgml:Solidの作成

LOD1の立体を作成する場合、その立体は、外形となるgml:MultiSurfaceを上下の面とする角柱として記述する。

  • 【手順】

  • 手順1.外形データ(面)を作成する。
    LOD0の幾何オブジェクトが面の場合は、LOD0の幾何オブジェクトを外形データとして使用できる。
    LOD0の幾何オブジェクトが線(外形線)の場合は、始終点を一致させた面として加工し、外形データとすることができる。

  • 手順2.外形データと標高データとを重ね合わせ、最も低い標高を取得する。
    標高データには、DEM(数値標高モデル)又は点群データから生成したTIN(不規則三角網)データを使用する。

  • 手順3.都市オブジェクトの高さデータを取得する。

  • 手順4.外形データの高さ座標として、手順2.で取得した最も低い標高を与えた面を下面、手順3.で取得した高さデータを与えた面を上面とする角柱を作成する(5-2)。

  • 手順5.品質評価を実施する。

5-2 — LOD1の建築物の例