5.2.1 幾何オブジェクトの作成
ここで作成された幾何オブジェクトは附属書Bに示す妥当な幾何オブジェクトの要件を満たさなければならない。また、地物型ごとに取りうる幾何型や満たすべき要件が異なるため、附属書Cから附属書Uに示す地物型ごとの要件を満たすこと。
地物型が取りうる幾何型は、0次元の幾何である点(gml:Point又はgml:MultiPoint)、1次元の幾何である線(gml:MultiCurve)、2次元の幾何である面(gml:MultiSurface)又は、3次元の幾何である立体(gml:Solid)のいずれかである。点、線及び面の作成は、基盤地図情報をはじめとする2次元の地図作成において採用される手法に従う。ここでは、建築物を例として3D都市モデルとして新たに追加される立体(gml:Solid)の作成手順を示す。
なお、幾何オブジェクトの作成においては、各都道府県や市区町村が定める公共測量作業規程又は、作業規程の準則(国土交通省国土地理院)に従うこと。また3Dの立体の図化においては「3D都市モデル整備のための測量マニュアル」を参考とする。