5.4.3 実施すべき品質評価
データ出力では、主として出力されたデータが符号化仕様に適合しているか(書式一貫性、概念一貫性)の評価を行う。また、完全性として、データ作成に使用したツールの内部形式で記述されたデータが、漏れや過剰なく出力されていることを確認する。
データ出力において実施すべき品質評価を以下に示す。
品質要素ごとに分類された各番号は、標準製品仕様書に定義する品質要求及び評価手順の識別子である。
完全性:C01,C02,C03,C05,C06
論理一貫性:L01,L02,L03,L05,L06,L07,L10,L15,L-bldg-06,L-bldg-07,L-bldg-08,L-bldg-09,L-bldg-10,L-bldg-11,L-frn-01,L-tran-03
位置正確度:―
主題正確度:T03,T-bldg-02
標準製品仕様書の品質要求に追加又は変更を行った場合には、完全性、論理一貫性及び主題正確度について、出力したデータに対して必要となる品質評価を実施する。
ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 3D都市モデルに含まれる全ての都市オブジェクトに、データ品質属性(uro:DataQualityAttribute)を作成する。
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ID |
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主題 | 標準作業手順 |
分類 | |
条文 | 公共測量成果又は基本測量成果を使用する場合は、公共測量品質属性(uro:PublicSurveyDataQualityAttribute)を必ず作成する。
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