6.4.1.2 成果品の単位

3D都市モデルのデータセットは、原則として基礎自治体(市区町村)を単位とする。

ただし、3D都市モデルの提供者が以下に該当する場合は、成果品を分けることができる。

  • 国土交通省

  • 都道府県

  • ユーティリティ事業

  • 道路事業

  • 鉄道事業

成果品を分ける場合は、標準製品仕様書に示すルートフォルダの命名規則に従い、成果品の名称の[提供者]を指定すること(6.4.1)。

6-13 — 留意事項53: 都道府県データセットは市区町村データセットと分ける

ID

/att/deliverable/6

主題

標準作業手順

分類

要件分類5: 3D都市モデル整備の成果品取りまとめ手順の留意事項

条文

都道府県のデータセットを作成する場合は、市区町村のデータセットとは別に作成する。

3D都市モデルのデータセットは、基礎自治体(市区町村)を基本の単位とする。一方で、土砂災害警戒区域のように都道府県単位等市区町村の行政界を越えて整備されたデータは、各市区町村に分割されて格納されることで、その全体像が分かりづらく、利用しづらい場合がある。そこで、都道府県のデータセットを作成してもよいとしている。このとき、都道府県のデータセットは市区町村のデータセットに含めるのではなく、市区町村のデータセットとは別のデータセットとして作成しなければならない。
都道府県のデータセットに含まれるデータの一部は、都道府県下の市区町村の3D都市モデルにも、同じデータが重複して格納されることになる。