6.1 概要

3D都市モデルは、特定のユースケースだけではなく、様々な分野で活用されることで新たな価値を創出することが期待されている。そのため、3D都市モデルを幅広く公開(オープンデータ化)することが望ましい。一方、ユースケースによっては、整備した3D都市モデルに個人情報保護の観点等からオープンデータとして適切ではない情報が含まれている可能性がある。

 6-1に成果品とりまとめの手順を示す。そこで、3D都市モデル整備の成果品には、前章までに整備した3D都市モデルに加え、これらからオープンデータ化可能な項目のみを抽出した、3D都市モデルオープンデータを含めるべきである。また、成果品としては、3D都市モデルに加え、メタデータ、拡張製品仕様書等も必要である。本章では、これらを成果品として取りまとめる手順を示す。

 6-1 — 成果品のとりまとめ手順

3D都市モデル整備の成果品取りまとめ手順の要件は下表のとおりである(各規定の詳細は各規定の表を参照のこと)。

 6-1 — 要件分類 5: 3D都市モデル整備の成果品取りまとめ手順の留意事項

ID

/req/deliverable

対象の種類

標準作業手順

説明

3D都市モデル整備の成果品取りまとめ手順の留意事項

規定

留意事項 49:拡張地物のメタデータ一括作成
留意事項 50: 3D都市モデルのメタデータ分割ルール
留意事項 51: 3D都市モデル関連データのメタデータ作成ルール
留意事項 52:異なる原典資料の地物属性は行を分ける
留意事項 53:複数値の列挙は、他項目が同一の場合のみ
留意事項 54:都道府県データセットは市区町村データセットと分ける
留意事項 55:行政界跨る都市オブジェクトは重複含む
留意事項 56:行政界跨ぎ地物の振り分け基準
留意事項 57:境界未確定部の取り扱い
留意事項 58:市区町村内複数主体の3Dモデル統合
留意事項 59:地下埋設物モデルの分割
留意事項 60:英名表記は基本規程に従う
留意事項 61:フォルダ名は接頭辞に一致