6.4.5.6 テクスチャのフォルダ構成

地形以外の地物に貼るテクスチャは、地物を格納するフォルダの直下にサブフォルダを作成し、その中に格納する。

  • 建築物の壁面・屋根面や道路の路面等の面に貼るためのテクスチャは、それぞれの地物を格納する3D都市モデルのファイルを格納するフォルダ(例:建築物の場合は、「bldg」)の直下にサブフォルダを作成し、その中に格納する。

  • サブフォルダは、3D都市モデルのファイル単位に作成する。3D都市モデルのファイルから参照する全ての画像は、このファイルに対応するサブフォルダに格納すること。

  • サブフォルダの名称は、[メッシュコード]_[地物型]_[CRS]_[オプション]_appearanceとする。[メッシュコード][地物型][CRS]及び[オプション]は、これに対応する3D都市モデルのファイル名と一致させる。

    • 3D都市モデルのファイル名に[オプション]が含まれない場合は、_[オプション]は、省略する。

    • なお、オープンデータ用3D都市モデルのテクスチャを格納するサブフォルダの名称に、_opは不要とする。

      1

      市町村用3D都市モデルのファイル(53394610_bldg_6697.gml)に対応するテクスチャのサブフォルダ名称の例

      53394610_bldg_6697_appearance

      2

      オープンデータ用3D都市モデルのファイル(53394610_bldg_6697_op.gml)に対応するテクスチャのサブフォルダ名称の例

      53394610_bldg_6697_appearance

  • テクスチャの記述は、V.2テクスチャマッピングのためのプロファイルに従い、相対パスで記述すること。

  • 3D都市モデルのファイルから、これに対応するテクスチャを格納するフォルダ以外のフォルダ(ファイル名に含まれるメッシュコードが異なるフォルダ)に格納したテクスチャを参照してはならない。

テクスチャを格納するためのフォルダ構成の例を6-37に示す。6-37は、建築物に使用するテクスチャのフォルダ構成である。

6-37 — テクスチャのためのフォルダ構成(建築物の場合)

フォルダ構成

フォルダ名

フォルダの説明

bldg

建築物、建築物部分、建築物付属物及びこれらの境界面を格納するフォルダ。
建築物等のファイルは、基準地域メッシュ(第3次地域区画、一辺の長さ約1km)単位に作成される。

[メッシュコード]_[地物型]_[CRS]_[オプション]_appearance

建築物等のファイルごとに作成される、テクスチャの格納フォルダ。