C.3.2.11 LOD1の押し出しに使用する建築物の高さ
uro:lod1HeightTypeは、LOD1の押し出しに使用する建築物の高さを記述するための属性である。
LOD1において、建築物に一律の高さを与える場合、与えられた高さが何を根拠としているかを3D都市モデルの利用者に対して明確にしておく必要がある。そこで、LOD1で建築物を作成する場合には、建築物の主題属性として、上面の高さが何に基づき算出された値であるかを記述する。
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主題 | 妥当な建築物データセットの要件 |
分類 | |
条文 | 建築物の主題属性として、LOD1で作成する建築物の上面の高さの根拠を付与する。 |
また、標準作業手順書ではLOD1での建築物の高さは中央値の使用を推奨している。しかしながらユースケースによっては、中央値では要求を満たさない場合がある。このようなときには必要な高さを主題属性として追加できる。
標準製品仕様では、uro:buildingHeight(建築基準法施行令第2条に定義される地盤面からの建築物の高さ)及びuro:eaveHeight(建築基準法施行令第2条に定義される建築物の地盤面から軒桁までの高さ)をuro:BuildingDetailAttributeの属性として定義しているが、これら以外の高さを、拡張製品仕様において追加してもよい。追加する場合には、数値の単位を明らかにするため、gen:measureAttributeを使用する。
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主題 | 妥当な建築物データセットの要件 |
分類 | |
条文 | 建築物に高さを属性として追加する場合には、gen:measureAttributeを使用する。 |