C.5.2.6 bldg:ClosureSurface

bldg:ClosureSurfaceは、仮想的に作成した境界面である。通常、建築物の出入り口等の穴があった場合に、その内部を記述せず、仮想的な面を作成することで立体の境界を閉じるために使用する
C-30C-32)。また、用途が異なる等により一棟の建築物を部分(bldg:BuildingPart)に分ける場合にその境界となる面を建築物の立体の境界面として使用するために仮想的な面が必要となる場合にも、このbldg:ClosureSurfaceを使用する(C-31)。
例えば、浸水時に、地下街等に水が流入することを想定したシミュレーションを行うような場合には、bldg:ClosureSurfaceを適用できる。

C-30 — 閉鎖面の例(出入り口等の開口部を閉鎖)
C-31 — 閉鎖面の例(境界を閉鎖)
C-32 — 閉鎖面の取得例(建物入口)