D.3.1.2 LOD1
交通(道路)モデル(LOD1)では、道路の形状を面として表現する。道路の横断方向の境界は道路縁となる。道路の延長方向は、以下の場所で区切る。
ID |
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主題 | 妥当な交通(道路)データセットの要件 |
分類 | |
条文 | tran:Roadのオブジェクトは、以下に示す場所で区切る。 |
A | 交差部(四差路、多差路及び三差路) |
B | 道路構造の変化点(uro:RoadStructureAttribute) |
C | 位置正確度や取得方法が変わる場所(uro:RoadDataQualityAttribute) |
道路は、延長方向に連続して存在する地物であるため、データ作成者によって異なる区切り方になる可能性がある。そこで、標準製品仕様書では、道路を必ず区切るべき位置として、「交差部(四差路、多差路及び三差路)」「道路構造の変化点(トンネル、橋梁)」、及び「位置正確度や取得方法が変わる場所」を指定している。これらの位置では、必ず道路を区切らなければならない。
なお、ユースケースの必要に応じて、より詳細に区切ってもよい。(例:車線数が変わる場所で区切る)