E.3.1.2.2 作業手順
航空写真からレールを判読し、レール上にラインを作成する、又は平面図からレールを抽出する(図E-3)。
上空から不可視の部分(トンネル内等)が存在する場合は推定してラインを作成する。推定で作成した場合は品質属性geometrySrcDescの値を推定とする。図E-3 — 図化するラインのイメージ a)で作成したそれぞれのラインの端点同士を結び、レールに囲まれた範囲をポリゴンとして作成する。ポリゴンの高さは0とする。
b)で作成したポリゴン内に分岐路がある場合は分岐路と線路を区分し、それぞれをポリゴンとして取得する。
航空写真から、レールが分岐し始める点でポリゴンを分割する。このとき、分割したポリゴンは面が重複する( 図E-4)。図E-4 — 分岐路の取得のイメージ 鉄道の構造が変化する点(トンネル、橋梁)、市区町村界及び位置正確度(地図情報レベル)や取得方法が変わる場所でポリゴンを分割する。
交通(鉄道)モデル(LOD1)の作成例を図E-5に示す。