P.6.1 幾何オブジェクトの作成

地下埋設物モデルの作成に必要となる原典資料をP-13に示す。

P-13 — 原典資料一覧

管路

マンホール及びハンドホール

制御設備

LOD

水平位置

垂直位置

水平位置

垂直位置

水平位置

垂直位置

0

管路の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線

マンホール及びハンドホールの平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの外周又は中心点

制御設備の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の外周又は中心点

1

管路の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線及び管路の外寸幅

管路の平面図、縦断図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線

  • 管路の外寸高さ

  • 土被り

  • 地表面の標高

マンホール及びハンドホールの平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの蓋の外周

マンホール及びハンドホールの断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの断面形状

  • 地表面の標高

制御設備の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の外周

制御設備の断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の断面形状

  • 土被り

  • 地表面の標高

2

管路の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線及び管路の外寸幅

管路の平面図、縦断図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線

  • 管路の外寸高さ

  • 土被り

  • 地表面の標高

マンホール及びハンドホールの平面図、断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの外周

マンホール及びハンドホールの断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの断面形状

  • 地表面の標高

制御設備の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の外周

制御設備の断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の断面形状

  • 土被り

  • 地表面の標高

3

管路の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線及び管路の外寸幅

管路の平面図、縦断図、横断図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線

  • 管路の外寸高さ

  • 土被り

  • 地表面の標高

マンホール及びハンドホールの平面図、断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの外周

マンホール及びハンドホールの断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホール及びハンドホールの断面形状

  • 地表面の標高

制御設備の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の外周

制御設備の断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の断面形状

  • 土被り

  • 地表面の標高

4

管路の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線及び管路の外寸幅

  • 管路の内寸幅

管路の平面図、縦断図、横断図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 管路の外周又は中心線

  • 管路の外寸高さ

  • 管路の内寸高さ

  • 土被り

  • 地表面の標高

マンホール及びハンドホールの平面図、断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホールの外周

  • マンホールの内周

マンホール及びハンドホールの断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • マンホールの断面形状

  • 地表面の標高

制御設備の平面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の外周

制御設備の断面図又は管理図面で以下の情報を含むもの。

  • 制御設備の断面形状

  • 土被り

  • 地表面の標高

  • 管路の計測方法
    管路の大きさを表す指標として円形管の場合には内径や外径、円形管以外の形状の場合では内寸幅や外寸幅など区分して表現するが、本作業手順書では、円形管に限らず内側の長さや大きさを表す用語として内径、外側の長さや大きさを表す用語として外径を使用する( P-7)。

    P-7 — 管路の計測方法(内径/内寸・外径/外寸)
  • 地下埋設物モデルの単位
    本作業手順書では、地物を取得する単位(地物の区切り)は、原典資料に従うことを基本とする。具体的には、管路は平面図や管理図面に管路種別や地表面からの埋設深を表すデプスなどによって同一とみなす区間が示されている場合に、これらを一つの単位とする。マンホール及び制御設備は、構造物の単位で取得する。
    ただし、原典資料から地物を取得する単位を判断できない場合は、同じ図面内において、主題属性(管種や埋設年等)が変わる場所で区切る。