V.2.2 テクスチャの記述

アピアランスモデルより記述されるテクスチャマッピングの情報は、3D都市モデルの一部としてCityGML形式で記述する。

<app:ParameterizedTexture>
  <app:imageURI>[テクスチャ画像への相対パス]</app:imageURI>
  <app:mimeType>[テクスチャ画像のファイルタイプ]</app:mimeType>
  <app:target uri="[テクスチャ画像を貼る対象となる面への参照">
    <app:TexCoordList>
      <app:textureCoordinates ring="[テクスチャ画像を貼る対象となる面の外周への参照">[面の外周に対応するテクスチャ画像の座標]</app:textureCoordinates>
    </app:TexCoordList>
  </app:target>
</app:ParameterizedTexture>
V-2
  • app:imageURIには、参照するテクスチャ画像データのファイルの所在を、3D都市モデルファイルからの相対パスにより記述する。

    • テクスチャ画像のファイルの格納については6.4.5フォルダ構成とフォルダ名称6.4.5.6テクスチャのフォルダ構成を参照すること。

    • テクスチャ画像のパスにフォルダを複数階層、含んでもよいこととする。

  • app:mimeTypeには、テクスチャ画像のファイルタイプを指定する。image/png又は、image/jpegのいずれかとなる。

  • app:targetの属性uriには、テクスチャ画像を貼る対象となる面(gml:Polygon)のgml:idへの参照を記述する。

  • app:textureCoordinatesの属性ringには、テクスチャ画像を貼る対象となる面の外周(gml:LinearRing)のgml:idへの参照を記述する。

  • app:textureCoordinatesの値には、gml:LinearRingを構成する各座標に対応するテクスチャ画像の座標を列挙する。

    • テクスチャ画像の座標として用いるUV座標は横方向をU軸、縦方向をV軸として、座標値は0から1の小数値を用いる。UV座標の定義は面ごとにU値、V値の順に、面の頂点定義の順に定義する。