国土交通省
 2級土木施工管理技術研修の見直しに関する意見の募集
 に関するパブリックコメントの募集結果について

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平成13年3月27日
<連絡先>
国土交通省総合政策局建設業課  
(内線24754)
電話:03-5253-8111

1.実施期間及び方法

 
 (1)実施期間

平成13年1月23日(火)〜2月6日(火)

 (2)実施方法

国土交通省のホームページへの掲載により周知を図り、電子メール、FAX及び郵送によりコメントを募集しました。

2.意見募集の到着件数

 
 2件

3.意見募集結果の概要

 
 「2級土木施工管理技術研修」に関し以下のような意見を頂きました。  
 また、お寄せいただいたご意見については、とりまとめの便宜上、集約させていただいております。  
 改正された建設業法施行規則につきましては、建設業についてのページをご参照ください。

(頂いた御意見)

1.受講資格の年齢を35歳以上とする規定変更を撤回し、受講資格をそのまま30歳とすべき(1件)

2.研修で資格を取得することについて、試験による資格取得とその技術者の能力に大きな差が生じており、かえって施工現場での施工管理能力の低下・混乱を招いている。不明朗な「特例措置」は廃止すべき。(1件)

(国土交通省の考え方)

 平成5年3月8日の中央建設業審議会の答申において、「建設現場の施工管理に充分な能力を有し、現に指導監督的な業務に携わっているものの、試験による資格取得になじまない者に対して、特別の研修の実施による資格取得の促進について配慮する」ことが指摘され、また、研修の受講を希望する者が依然多数存在することから2級土木施工管理技術研修を行うこととしています。
 しかしながら、近年、本研修では、大学、短大卒業者や30代前半の受講者が相当数おり、これらの者を一般社会で「試験による資格取得になじまない者」と位置づけ、研修によって資格を付与することについては見直しを行う必要が生じてきております。特に、高卒者の進学率が上昇している中で、建設業界で働く者の高学歴化も想定され、これら高学歴者の研修によるパブリックコメントに寄せられた意見にもあるように、安易な資格取得に一定の歯止めをかけることが必要と考えられるため、制度本来の目的に合ったものに見直しすべき時期に差し掛かっていると考え、実務経験の豊富な者にすべく若年者の制限を加え研修の実施期限を規定することとしました。
 当面の間は、研修の実施により施工技術の確保が適正になされるように、研修実施機関を指導していきます。

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