IV.環境負荷の少ない舗装の導入

 タイヤと舗装面から発生する騒音、舗装面の温度上昇による都市部の気温の上昇、集中豪雨時における雨水の急激な流出による都市水害の発生等、舗装の構造に起因する沿道の生活環境への負荷が生じており、その減少に対する社会的要請が増大してきています。
 今後は、都市部の道路の舗装は原則として「雨水を地下に円滑に浸透させる」舗装*1)とし、環境負荷を低減する道路構造とすることとします。
 また、これまで、舗装の構造は原則としてアスファルトコンクリート舗装又はセメントコンクリート舗装に限定してきましたが、今後は一定の強度等を満たせば、これら以外の多様な舗装材*2)による舗装が可能となるようにします。

【用語の解説】
「雨水を地下に円滑に浸透させる」舗装のメカニズム図解

多様な舗装材:インターロッキングブロック(ILB)、石畳等


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