平成16年9月2日 |
<連絡先> |
住宅局建築指導課 |
(内線39563、39537) |
電話:03-5253-8111(代表) |
国土交通省では、平成15年5月8日(木)から平成15年6月3日(火)までの期間において、建築基準法関連告示(ボルト接合による場合の安全さを確かめることができる構造計算の基準を定める件他)制定・改正に関する意見の募集を行いました。その結果、1件のご意見を頂きました。
頂いたご意見の概要及び国土交通省の考え方についてまとめましたので、公表いたします。
なお、本パブリックコメントの対象である「鉄骨造の接合をボルト接合による場合の安全さを確かめることができる構造計算の基準を定める件」等については、平成15年7月1日に公布され、同日より施行されています。
平成15年国土交通省告示第995号(鉄骨造の接合をボルト接合による 場合の安全性を確かめるための構造計算の基準を定める件)
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全般
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(頂いたご意見)
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構造計算の方法に「ボルト孔クリアランスを考慮した幾何非線形解析」が含まれるか示すべきである。また、そのプログラムには大臣認定が必要となるのか。
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(国土交通省の考え方)
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前者については、計算の詳細が不明なので、適用の可否を一律に判断できません。後者については、適用範囲を定め、その範囲内での汎用性を持つプログラムとして使用するために、認定を任意で取得することが可能です。
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(頂いたご意見)
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工作物等の構造計算においてもボルト孔の径を考慮した計算を実施する必要があるかどうか示すべきである。また、実績のある設計指針等に基づく計算が含まれるかどうか示すべきである。
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(国土交通省の考え方)
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前者については、通常の場合架構の変形量は応力状態に影響を及ぼすと考えられるため、ボルト孔の径を考慮する必要があります。後者については、安全上支障がないと判断できる実績があれば採用可能です。
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