危険物積載車両の水底トンネル等における通行制限の緩和
に係るパブリックコメントの募集の結果について〜燃料電池
自動車の完成車を車両に積載し運搬する場合〜
平成17年3月31日 <連絡先> 道路局道路交通管理課 (内線37412) 電話:03-5253-8111(代表)
国土交通省では、平成17年3月2日から平成17年3月15日までの期間において、標記パブリックコメントの募集を行い、4件の意見を頂きました。
頂いたご意見の概要及び国土交通省の見解を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
なお、水素を燃料とする車両の完成車両を車両に積載し運搬する場合に関係する御意見についてのみ掲載しておりますが、その他、個別の道路事業に関連したご意見もございました。掲載しなかった御意見についても今後の施策の推進に当たって参考にさせていただきます。ご協力ありがとうございました。
- パブリックコメントの概要
- 意見募集期間:平成17年3月2日〜平成17年3月15日
- 意見数:4件
- 主なご意見と国土交通省の考え方
(1)水素燃料自動車の普及促進のため、緩和推進に関する意見
<頂いたご意見>
- 全てのトンネルにおいて緩和を希望する。
- 環境問題は官民一体となって取り組むべき問題。環境にやさしい国造りを推進する規制緩和であると評価する。
<国土交通省の考え方>
- 個々のトンネルにおいて、一定の要件を満たしている場合には緩和が可能なもの、各道路管理者による防災施設の運用方法により緩和が可能なものなどがあり、緩和の可否については各道路管理者が行うこととなります。
(2)危険物積載車両の通行規制の緩和に反対する意見 <頂いたご意見>
- 消火対策、火災拡大防止対策、避難誘導対策など、不十分である。
<国土交通省の回答>
- 各道路管理者は、トンネルにおける防災施設の設置状況等を鑑み、緩和の可否を判断することとなります。また、危険物積載車両全体を緩和するものではなく、実験やシミュレーションで検討を行った、「水素を燃料とする車両の完成車両」を輸送用車両で輸送する場合のみが対象となるものです。
(3)その他
個別の事業に関係したご意見であり、今回募集致しました水素を燃料とする車両の完成車両を輸送する場合のご意見ではございませんでした。
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