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平成17年9月29日 |
<問い合わせ先> |
自動車交通局 |
技術安全部環境課 |
(内線42504) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省は、地球温暖化対策及び省エネルギー対策のより一層の推進を図るため、平成16年9月、「重量車燃費基準検討会」を設置し、経済産業省において設置した「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会重量車判断基準小委員会」との合同会議形式で、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)に基づく特定機器として重量車(車両総重量2.5トン超の貨物自動車及び乗用自動車(乗車定員11人以上))を新たに追加すべく、燃費基準の具体的な検討を進めてきたところです。
この検討の結果、重量車の燃費基準について中間取りまとめを行い(詳細は、別添中間取りまとめ参照)、軽油を燃料とする車両総重量3.5トン超の貨物自動車及び乗用自動車(乗車定員11人以上)に係る燃費基準を策定しました(*1)。
この燃費基準が達成された場合、2015年度に出荷される重量車の平均燃費値は、例えば、車両総重量3.5トン超の貨物自動車について、2002年度(京都議定書目標達成計画の実績年度)と比較して約12.2%(*2)向上するものと推定されます。
今回、この中間取りまとめについての意見を広く国民の皆様から、別紙の要領で募集します(募集期間:9月30日〜10月31日)。頂いた御意見を踏まえ、平成17年11月を目処に最終とりまとめを行う予定です。
(*1) | 車両総重量2.5トン超3.5トン以下の貨物自動車及び車両総重量3.5トン以下の乗用自動車(乗車定員11人以上)については、排出ガス規制の測定方法が乗用車等と同じ車両ベースのものであることから、本年7月に設置した「交通政策審議会陸上交通分科会自動車燃費基準小委員会」と経済産業省にて設置した「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会」との合同会議において、乗用車等と併せて燃費基準の検討・審議を行うこととされています。 |
(*2) | 2015年度における区分毎の出荷台数比率が2002年度と同じであると仮定した場合の試算値。 |
【目標基準値の例】
(軽油を燃料とする車両総重量3.5トン超の貨物自動車(トラクタ除く)の場合)
目標年度:2015年度
区分 | 車両総重量(t) | 3.5〜7.5 | 7.5〜8 | 8〜10 | 10〜12 | 12〜14 | 14〜16 | 16〜20 | 20〜 | |||
最大積載量(t) | 〜1.5 | 1.5〜2 | 2〜3 | 3〜 | ||||||||
目標基準値(km/l) | 10.83 | 10.35 | 9.51 | 8.12 | 7.24 | 6.52 | 6.00 | 5.69 | 4.97 | 4.15 | 4.04 |
(別紙)
重量車の燃費基準に関する意見募集要領
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