平成20年11月28日
日本とフィリピンとの航空当局間協議が、11月26日(水)~27日(木)の間、マニラにおいて開催され、以下のとおり合意した。
航空当局間協議の出席者
日本側代表団: 奈良平航空局国際航空課長 ほか
フィリピン側代表団: レイエス2世(Mr.Reyes II) 運輸通信省次官 ほか
主要合意事項
(1)日・フィリピン双方乗り入れ地点の自由化を実現した。(※)
(2)関空・中部・地方関連路線について、日・フィリピン双方航空企業の輸送力を、
以下のとおり、大幅に拡大した。
(便数は、いずれもA320相当機材を使用する場合)
[1]関空又は中部=マニラ 週14便増
[2]関空又は中部=クラーク 〃 6便増
[3]福岡=マニラ 〃10便増
[4]東京以外=マニラ以外 〃28便増
(※)なお、輸送力についても、日本側より、アジアゲートウェイ構想に基づき、
首都圏関連路線を除く日・フィリピン間の輸送力の自由化を提案したが、
フィリピン側は、輸送力の自由化は時期尚早であり、段階的な輸送力の増加で
対応すべきであると主張したため、合意に至らなかった。
日・フィリピン航空関係(PPT形式)