平成21年6月19日
日本とイタリアとの航空当局間協議が、6月16日(火)~17日(水)の間、
ローマ(イタリア)において開催され、以下のとおり合意した。
日本側代表団 :奈良平 国土交通省航空局国際航空課長ほか
イタリア側代表団:サンソーネ 公共事業・運輸省航空局長ほか
○成田関連路線の拡大
成田第二滑走路北伸完了(2010年3月予定)後に、イタリア側航空企業が、
成田=イタリア線を週4便(※)分の増便が可能となるよう輸送力を拡大した。
また、日本側航空企業についても、同等の権益を確保した。
(※)うち週2便については、他の航空企業とのコードシェアが前提
○関空・中部関連路線
現行の東京・大阪に加えて、中部空港など新たに2地点への乗り入れを可能と
するとともに、旅客輸送力を拡大した。これにより、関空への旅客便デイリー化
(現行週4便→週7便)が可能となる。
○コードシェアの枠組みの自由化
・第三国企業とのコードシェア:
欧州内地点経由イタリア国内地点へのコードシェア運航が可能となった。
・国内コードシェア:
イタリア国内のコードシェア便の条件を大幅に緩和した。
日・イタリア航空関係(PDF形式)