平成20年7月8日
本年6月に実施した安全監査等において、(株)アルファーアビエィション及び中日本航空(株)が航空機の不適切な改造を行っていたことが判明したことから、本日、東京航空局及び大阪航空局から別紙1及び2のとおり厳重注意を行いましたので、お知らせいたします。
また、(独)航空大学校に確認したところ、同校が平成19年2月及び3月に実施した研究飛行において、試験装置装着後の試験飛行許可を取得していなかったことが判明したので、同校に対しても別紙3により厳重注意を行っています。
なお、航空局では、本件を踏まえ、(社)全日本航空事業連合会及び地方航空局を通じ、他の航空運送事業者に対し、同様な航空機の不適切な改造が行われていないことを確認するよう求めることとしました。
(参考)不適切な改造の概要は、以下の改造を行いながら、修理改造検査等の法定検査を受けずに航空の用に供したもの。
アルファーアビエィション: 簡易型GPS装置の装備
中日本航空: 消火用散水装置の一部改造
航空大学校: 簡易型航空機衝突防止装置の装備