報道・広報

航空重大インシデント調査報告書に対する航空局の措置について

平成21年1月23日

 本日、運輸安全委員会は、平成17年12月1日に鹿児島空港滑走路上において発生したスカイマークエアラインズ株式会社(平成18年10月1日より「スカイマーク株式会社」に社名変更)機(鹿児島空港発→東京国際空港(羽田空港)行:ボーイング式767-300型)に係る重大インシデント(発動機防火区域内での火炎の発生)に関する調査報告書を公表しました。
航空局では同報告書の公表を受け、以下の措置を講じることとしましたので、お知らせいたします。

(1)同報告書における所見「6.1 エンジン洗浄の実施について」を受けて、本日、定期航空協会等を通じ関係各社に、同報告書の内容を踏まえ、自社エンジンの使用状況等を勘案し、エンジン洗浄作業の実施について検討を行うよう通知した。

(2)同報告書における米国連邦航空局(FAA)に対する安全勧告(航空機の設計・製造者は、発動機防火区域内に火災が発生した場合に、その敏速な探知を確実にするような火災探知器の個数と位置について検討すべき)等については、FAAにおける検討状況を踏まえつつ、我が国として必要な対応を検討していく。

お問い合わせ先

国土交通省航空局技術部航空機安全課 川上、深石
TEL:(03)5253-8111 (内線50232、50237) 直通 (03)5253-8735

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