平成21年6月3日
平成21年6月4日より、日本とオーストラリア東岸都市間の飛行にUPR(User Preferred Route)方式の試行運用を開始します。試行運用されるのは、成田国際空港とシドニー、ブリスベーン、ケアンズ及びゴールドコースト間の路線です。
我が国の洋上空域においては、日本-ニュージーランド・ニューカレドニア及びハワイ路線にUPR方式の試行運用を実施中であり、オーストラリア東岸が3カ所目の試行運用となります。
UPR方式の導入により、飛行時間短縮、消費燃料削減及びCO2排出量削減の効果が期待できます。今後も航空交通の安全及び効率性を確保しつつ、導入路線の拡大を検討してまいります。
※UPR方式とは、上層風や悪天候の予報に基づき航空会社が自社の運航機材及び運航時刻を考慮し、最も運航効率が高いと判断した任意の経路で飛行する方式をいう。
日豪UPR資料(PDF形式)