報道・広報

『テレワークセンターあざみ野』実証実験の開始について

平成20年9月8日

 国土交通省では、平成20年9月10日より平成21年1月17日(予定)まで、通信環境・セキュリティに配慮した「テレワークセンターあざみ野」の実証実験を実施します。この実験の目的は、郊外型テレワークセンターの有効性を検証するものです。本実験の対象者として、主に企業等からの参加者を募集しております。

1.テレワークとは

 テレワークは、情報通信技術を活用した時間・場所に捉われない柔軟な働き方の総称で、在宅勤務や、モバイル勤務、サテライトオフィス勤務などが代表的な働き方です。テレワークを実施することによって、大都市圏への一極依存構造が緩和され、通勤混雑の解消や災害時の事業継続性の確保などが可能になります。また職住近接により、社員のワークライフバランスの向上や生産性の向上、地域活性化の推進などの効果も期待されています。

2.郊外型テレワークセンターの意義

 テレワークセンターは、テレワーカーが共同で利用できる、通信やセキュリティなどのオフィス環境が整った施設です。テレワークは、従業員のワークライフバランス向上や、人材のダイバーシティを進める上で有効な方法ですが、自宅に執務に適した環境がない場合も考えられます。そのため、自宅に近い郊外に「オフィスと同等のワークスペース」を設置することで、通勤の混雑から解消され、かつ集中して業務を遂行することが可能になります。また、在宅勤務の補完としてだけではなく、郊外の事業所と都心のオフィスとの移動時間を短縮するサテライトオフィスとしても利用可能です。

3.実証実験の概要

[1]対象者:参加申し込みをしていただいている企業の方など
[2]設置場所:横浜市青葉区あざみ野1丁目1番3号(東急田園都市線 あざみ野駅徒歩1分)
[3]開設期間:平成20年9月10日~平成21年1月17日(予定)
[4]営業時間:平日9時~20時 土曜日9時~18時(日曜祝日、年末年始はお休み)
[5]利用料:無料

お問い合わせ先

国土交通省都市・地域整備局都市・地域政策課広域都市圏整備室 
TEL:(03)5253-8111 (内線32282)

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