平成21年6月1日
国土交通省では、わが国の企業が世界屈指のノウハウを有し、下水道施設の効率的な機能高度化等への活用が期待できる膜分離活性汚泥法(MBR)の国内での本格的な普及促進や、海外での展開を図るため、国土交通省が主体となってMBRを活用した波及効果の高い先進的な取組を実施設で実証し、必要な知見を集積することを目的として、日本版次世代MBR技術展開プロジェクト【通称:A-JUMP】を実施することとしました。この度、本プロジェクトを実施するため、「既設下水処理施設の改築における膜分離活性汚泥法適用化実証事業」及び「膜分離活性汚泥法を用いたサテライト処理適用化実証事業」の実施主体を公募する(企画提案書の提出を求める)こととしたので、お知らせします。 |
A-JUMP:Advance of Japan Ultimate Membranebioreactor technology Project
1.募集対象
民間企業等
2.事業の内容等
(1)事業の目的及び内容
別添1及び別添2のとおり
(2)事業規模
[1]既設下水処理施設の改築における膜分離活性汚泥法適用化実証事業(改築MBR実証事業):上限5.8億円
[2]膜分離活性汚泥法を用いたサテライト処理適用化実証事業(サテライトMBR実証事業):上限2.1億円
(3)事業実施期間
契約締結の日から平成22年3月26日まで
3.企画提案書の募集締切
平成21年7月21日(火)必着
4.審査方法
「改築MBR実証事業」及び「サテライトMBR実証事業」の実施主体は、国土交通省都市・地域整備局企画競争実施委員会で決定します。なお、その際、学識経験者等、第3者の公正中立な立場での意見を聞いて、提案を選定する場合があります。企画提案書の審査に当たっては、あらかじめ定めた審査基準に基づいて採点し、合計点の最も高い企画提案書の提出者を「改築MBR実証事業」及び「サテライト実証事業」それぞれ1者ずつ選定します。
5.留意事項
(1)企画提案に当たっての留意事項
「改築MBR実証事業」及び「サテライトMBR実証事業」は、実証フィールドとなる下水道施設を管理する地方公共団体と共同して実施するものとします。また、それを担保するため、企画提案書の提出時には当該地方公共団体の確認書を、契約締結時には当該地方公共団体との協定書又はこれに準じる書類の提出を求めます。
(2)成果の活用
「改築MBR実証事業」及び「サテライトMBR実証事業」で得られた知見やデータについては、国土交通省が設置する有識者委員会に諮りつつ、下水道への膜処理技術を導入する際の技術資料(ガイドライン)へ反映し、広く周知します。
6.説明書の交付
詳細は説明書によります。説明書は、平成21年6月1日(月)~平成21年7月10日(金)まで、国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道企画課にて紙媒体をもって手交します。
「既設下水処理施設の改築における膜分離活性汚泥法適用化実証事業」について(PDF形式:154KB)
「膜分離活性汚泥法を用いたサテライト処理適用化実証事業」について(PDF形式:312KB)