平成21年10月1日
21世紀の下水道は、持続可能な循環型社会の構築や地球温暖化問題の解決に向け、「循環のみち下水道」として水循環の健全化、資源・エネルギー循環の形成など多様な役割を発揮することが期待されており、これらの役割を果たすためには、下水道に対する地域の理解や支えが必要不可欠です。
こうした中で、地域の人々と行政が連携した水辺づくりなどの下水道を活かした環境改善の取組を拡げるとともに、下水道の多様な役割を環境教育の題材として活用されるようにすることが大きな意味を持つと考えられます。
本シンポジウムでは、国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」の表彰式を行うとともに、「循環のみち下水道」を支える地域コミュニティ活動と環境教育のあり方について、パネリストの方々に幅広い視点からご議論頂きます。
1.日 時 平成21年10月6日(火)13時30分~16時30分
2.場 所 科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
3.主 催 下水道シンポジウム実行委員会、国土交通省、東京都
4.後 援 環境省、日本環境教育学会、日本水フォーラム、読売新聞社
5.概 要 ※詳細は【別添1】を参照
(1)「循環のみち下水道賞」表彰式 13時30分~14時20分
21世紀社会の下水道の基本コンセプトである「循環のみち」の実現に向けた取り組みを表彰。
※表彰の詳細及び表彰対象一覧については、【別添2】及び【別添3】を参照。
(2)パネルディスカッション 14時30分~16時30分
[1]第1部「地域コミュニティ活動と行政の連携のあり方」
(1)の表彰団体代表として、千葉市 こてはし台調整池水辺づくり協議会から、市民協働による水辺づくりの取組みについて発表して頂き、続いてパネリストによるディスカションを実施。
[2]第2部「循環のみち下水道環境教育の取り組み」
国土交通省から、今年度から実施している「循環のみち下水道環境教育」の取組みを発表し、続いてパネリストによるディスカションを実施。
[3]パネリスト
●東京学芸大学名誉教授・東海大学 特任教授 小澤 紀美子
(日本環境教育学会前会長)
●東京大学大学院工学系研究科准教授 窪田 亜矢
●横浜市立つづきの丘小学校 副校長 野口 美保子
●日本下水道事業団東日本設計センター計画設計課 塚原 忠一
(上田市上下水道局経営管理課係長)
●千葉市 こてはし台調整池水辺づくり協議会会長 立本 英機
千葉大学 グランドフェロー
●コーディネーター:読売新聞編集委員 近藤 和行
6.その他 傍聴可。カメラ撮り可。希望者については、ご連絡をお願いいたします。
【別添1】下水道シンポジウム チラシ(PDF形式:3,981KB)
【別添2】平成21年度(第2回)国土交通大臣賞<循環のみち下水道賞>パンフレット(表紙)(PDF形式:98KB)
【別添3】平成21年度(第2回)国土交通大臣賞<循環のみち下水道賞>パンフレット(本文)(PDF形式:2,822KB)