平成22年8月5日
- 膜処理は、わが国が世界屈指の技術・ノウハウを有している技術であり、下水道施設の機能高度化等において導入拡大が見込まれています。
- また、膜処理技術は水ビジネスの海外展開においても核となる技術として期待されています。本年度から、経済産業省と連携して水関連技術に関する国際標準化等の検討を進めています。そのような観点からも、今後、わが国企業の水ビジネス展開に向けて膜処理技術のノウハウの向上が重要です。
- 国土交通省では、膜処理技術の普及に向けて、地方公共団体が膜処理技術を導入するための必要な環境整備を進めることを目的として「下水道膜処理技術会議」を平成20年6月に設置し、平成21年5月に「下水道への膜処理技術導入のためのガイドライン[第1版]」を公表しました。
- 平成21年度より「日本版次世代MBR技術展開プロジェクト(A-JUMP)」として新たな体制の下で、膜処理技術を実証し普及を図るとともに、水ビジネスの海外展開に向けたノウハウの向上等を図ることとしました。
- その一環として、平成21年度は、既設下水処理場の改築やサテライト処理への膜処理技術の適用性を検証するため、実証事業を実施しました。
- 本年度も引き続きA-JUMPを推進し、MBRの国際標準化の動向等を踏まえつつ、各種調査研究の成果や国内外の知見等を同ガイドライン[第2版]に反映させるため、平成22年度第1回下水道膜処理技術会議を開催しますのでお知らせします。
<開催概要>
日 時:平成22年8月10日(火)10:00~12:00
場 所:財団法人下水道新技術推進機構 8階特別会議室
東京都新宿区水道町3-1 水道町ビル TEL 03-5228-6511
主な議題:平成22年度のA-JUMP推進体制について
膜処理技術ガイドライン[第2版]に向けた主な論点について 他
<委員の構成>
委員の構成は別添のとおり。
<その他>
会議は非公開。取材は冒頭カメラ撮りのみ可。
資料は後日国土交通省HPに掲載の予定。