報道・広報

令和4年度完成工事の97%以上で週休2日を達成!
~営繕工事における「週休2日促進工事」の取組状況を公表します~

令和5年7月13日

国土交通省では、週休2日に取り組む営繕工事を対象にモニタリングを実施しています。
そのうち、令和4年度に完成した工事では97%以上で週休2日を達成し、前年度より高い達成率となりました。
受注者へのアンケート結果等を踏まえて、発注者の対応について引き続き必要な改善を図るとともに、週休2日の取り組みを一層推進してまいります。
 
1 背景
営繕工事においては、政府の「働き方改革実行計画」に示された方針などに基づき、平成29年度から週休2日の確保に取り組むとともに、工事のモニタリングを実施して、その阻害要因の把握と改善方策の検討を進めています。
平成30年度からは、新たに労務費補正等の試行を行う「週休2日促進工事」を導入して取り組みの拡大を図りつつ、継続してモニタリングを実施しています。
今般、モニタリングの一環として行った週休2日の達成要因等に関するアンケートについて、令和4年度に完成した週休2日促進工事のアンケート結果をとりまとめました。

2 アンケート結果の概要
○令和4年度に完成した対象工事172件のうち167件(97.1%)で週休2日を達成しました。前年度(90.9%)と比べて6.2ポイント増加しています。
週休2日を達成できた要因としては「受発注者間で円滑な協議が実施されたため」「各工事間の調整が適切に実施されたため」が多く挙げられています。
週休2日を達成できなかった要因としては「執務並行改修で施工上の制約が大きいため」「職人の確保が困難であったため」「資機材調達遅れのため」が多く挙げられています。
 
アンケート結果等を踏まえて、執務並行改修などで施   工上の制約となる条件について、工事発注前の案件形成段階から施設利用者等と十分に調整を行うなど、発注者の対応について引き続き必要な改善を図って参ります。
(アンケート結果の詳細は別紙をご覧ください。)

3 今後の方針
令和5年度からは原則全ての工事で発注者指定により週休2日に取り組むこととしておりますが、令和6年4月から時間外労働の上限規制が建設業へ適用されることを見据え、月単位での週休2日の実現等さらなる働き方改革に向けた検討を行います。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省大臣官房官庁営繕部 計画課 松村 山中
TEL:03-5253-8111 (内線23223、23226) 直通 03-5253-8234

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