報道・広報

営繕工事の生産性向上に向けた取組みを確実に推進します
~営繕事業の各段階において発注者として実施する事項を再整理~

令和5年3月31日

国土交通省官庁営繕部では、営繕工事における生産性向上に向けた取組みを確実に推進していくため、関係者間調整の円滑化のために営繕事業の各段階において発注者として実施する事項を別紙のとおり再整理し、地方整備局等に通知しました。
※発注者、設計者、工事監理者、工事受注者、施設管理者等の多様な関係者間での調整

・令和6年4月1日から労働基準法による時間外労働の上限規制が建設業にも適用されることを踏まえ、
 営繕工事における生産性向上に向けた取組みを確実に推進していく必要があります。
・これまでも官庁営繕部では、平成30年に営繕工事で施工段階の関係者間調整の円滑化のために発注者
 として実施する事項を取りまとめ、営繕工事における生産性向上に取り組んできたところです。
・今般、上記で取りまとめた事項に設計段階の事項を加えるなどして、営繕工事の生産性向上に向けた関
 係者間調整の円滑化のために営繕事業の各段階において発注者として実施する事項を再整理しました。

■発注者として実施する事項の概要
以下の事項の実施に努める等により、営繕工事のより一層の生産性向上に取り組むこととしています。
○設計段階 ○施工段階
・設計条件の明示
・適切な設計図書の作成に向けた取組み

  設計業務プロセス管理
  図面の整合性
  設計段階における施工条件の確認
  指定仮設の確認

 
・余裕期間の設定
・遅滞ない設計意図伝達等
・納まり等の調整の効率化
・情報共有や検討等の迅速化
・設計図書の変更への対応
 
※今回、下線の項目を追加するとともに、それ以外の項目についても内容の拡充等を行っています。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省大臣官房官庁営繕部 整備課 課長補佐 大谷
TEL:03-5253-8111 (内線23433) 直通 03-5253-8239

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