報道・広報

国宝建築を支える職人を称える
~工芸美術の技の継承と担い手の確保に向けて~

平成31年3月28日

国土交通省は、建築に係る工芸美術の担い手確保に向け、今年度から、国宝である迎賓館赤坂離宮の改修工事における工芸美術の技を受け継ぐ職人の方たちを顕彰し、工芸美術の魅力を広く発信します。




○  国宝である迎賓館赤坂離宮※1の改修においては、建築に係る工芸美術の技が随所に必要とされます。
その技を受け継ぐ職人の数は年々減少しており、担い手の確保は重要な課題になっています。
 ※1:明治42年建設で、近代の建造物としては初めて国宝に指定(平成21年)


○  国土交通省は、建築に係る工芸美術の担い手確保に向け、次のとおり、技を受け継ぐ職人の方たちを顕彰するとともに、
当該工芸美術の魅力を広く発信します。

(1) これまでに迎賓館赤坂離宮の改修工事に携わった工芸美術の技を受け継ぐ職人の方たちの「名簿」を国土交通省のホームページに掲載。

(2) 代表的な工芸美術※2の技を国土交通省のホームページで紹介。
 ※2:国土交通省発注の「迎賓館改修(16)建築その他工事」において、最も格式の高い部屋である「朝日の間」の内装改修を実施しており、
そこで使用されている工芸美術のうち、「手織り緞通(だんつう)」、「紋(もん)ビロード」、「石膏(せっこう)装飾」及び「金箔(きんぱく)押し」を今回対象


【ホームページアドレス】
http://www.mlit.go.jp/gobuild/syokuninwotataeru.html

○  今後の改修工事においても、携わった職人の方たちの「名簿」を追加掲載し、
紹介する工芸美術の種類も適宜拡充する予定です。

(参考) 
「迎賓館改修(16)建築その他工事」は今年度末に終了し、4月2日から「朝日の間」を含む一般参観が再開される予定です。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省国土交通省 大臣官房官庁営繕部 整備課 
TEL:(03)5253-8111 (内線03-5253-8111)

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る