令和元年8月20日
国土交通省北海道局では、苫小牧東部地域の開発について、令和元年以降のおおむね10年間の「段階的な開発の方向性」を検討するため、平成30年度に外部有識者による「苫小牧東部地域開発検討会」を開催し、検討を進めてまいりました。
今般、検討会の意見を踏まえた「苫小牧東部開発新計画の進め方について【第3期】」を策定しましたので公表します。
北海道総合開発計画において重要な施策として位置付けられている苫小牧東部地域の開発を推進するため、平成7年に「苫小牧東部開発新計画」を策定しました。
この新計画を効率的に推進するため、平成9年に「苫小牧東部開発新計画の進め方について」を、平成20年12月に「苫小牧東部開発新計画の進め方について【第2期】」を策定し、おおむね10年間の段階的な開発の方向付けを行っています。
この度、平成30年度に開催した外部有識者による「苫小牧東部地域開発検討会」の意見を踏まえた「苫小牧東部開発新計画の進め方について【第3期】」を策定しました。
本進め方では、「物流」、「エネルギー」、「情報」の優位性を柱として、多様な産業の集積のみならず、社会的課題解決に資することを視野に、新たな食関連産業の創出、再生可能エネルギーの活用、自動走行・ロボット・ドローンの実証試験の誘致、 災害時の拠点形成などを展開するといった開発の方向性を示しています。
国土交通省北海道局では、本進め方を踏まえ、引き続き北海道や苫小牧市など関係機関と連携しながら苫小牧東部地域の開発を進めてまいります。
(参考)「苫小牧東部開発新計画」及び「苫小牧東部開発検討会」の開催状況・とりまとめについては、以下のURLからご覧いただけます。
http://www.mlit.go.jp/hkb/hkb_ tk7_000003.html
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