令和元年9月11日
国土交通省では、我が国の住宅・建築分野における技術・制度の海外展開を支援※しております。この支援の一環として、NPO法人建築技術支援協会が、モンゴル国ウランバートル市における既存集合住宅の断熱・耐震性能の向上について、モンゴル科学技術大学との協力のもと建物の現状調査及び技術検討を行っています。
今般、現地で技術シンポジウムを開催し、我が国から提案した断熱改修・耐震診断の技術に参加者から高い関心が寄せられました。また、シンポジウムに先立って実施した国土交通省とモンゴル建設・都市開発省との協議では、モンゴル側から日本の取組に対して強い期待が示されました。
今後も、国土交通省では、新興国等における住宅・建築分野の技術・制度の普及に対する支援を行ってまいります。
※ 「住宅建築技術国際展開支援事業」:新興国等を対象に、現地の実情を踏まえて我が国の技術・制度の普及を図るため、相手国の政府職員等を対象とするセミナー・ワークショップ等の企画・開催、相手国の住宅建築制度構築に資する技術の提供等を行う民間事業者等に対し補助を行うもの。
(1)日 程:令和元年8月31日(土)、9月1日(日)
(2)主催者:NPO法人建築技術支援協会※、モンゴル科学技術大学
(3)主な参加者:モンゴル科学技術大学 ドゥンヘルジャボ教授、ガンゾリグ教授、プレブ・エルテネ教授ほか
※ 建築分野の学識者、民間企業等の建築技術者から成るNPO法人。
(1)日 程:令和元年8月30日(金)
(2)参加者:
(モンゴル側)建設・都市開発省 マグナイスレン事務次官、ガントルガ建築・建築材料産業政策実施調整局長 ほか
(日 本 側) 国土交通省住宅局 石原晃彦建築国際関係分析官、
共立女子大学 松本年史教授、
NPO法人建築技術支援協会 安部重孝常務理事 ほか
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