平成22年3月15日
この度、平成22年度「木のまち・木のいえ整備促進事業」のうち「木造住宅・建築物等の整備推進に関する技術基盤強化」として、伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験を行う補助事業者の募集を開始しますのでお知らせします。
本事業は、伝統的構法の地域的構法や構造特性を考慮し得る伝統的構法に適した設計法の構築及び設計法の妥当性の検証実験等を行う者に対し、国が必要な費用を補助することにより、伝統的構法住宅の建設円滑化を図るものです。
なお、当事業は平成22年度予算によるものであり事業決定は予算成立後となります。
1.公募期間
平成22年3月15日(月)から3月25日(木)まで(必着)
2.公募対象事業者の要件
次の(1)~(6)までの全ての条件を満たすことのできる民間事業者等とする。
(1) 補助事業の実施の方法等の補助事業の実施に関する計画が、補助事業の適確な実施のために適切なものであること。
(2) 補助事業を適確に遂行する技術能力を有し、かつ、補助事業の遂行に必要な組織、人員を有していること。
(3) 補助事業に係る経理その他の事務について適確な管理体制及び処理能力を有していること。
(4) 補助事業の公正な実施に支障を及ぼすおそれがないものであること。
(5) 補助事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有していること。
(6) 補助事業において知り得た情報の秘密の保持を徹底すること。
3.補助事業の内容
伝統的構法の地域的構法や構造特性を考慮し得る伝統的構法に適した設計法の構築及び設計法の妥当性の検証実験等の実施。
ただし、国土交通省が指定する学識経験者、実務者等で構成される検討委員会(20名程度を想定)及び所要部会を設置し、上記実験等の実施及び課題の検討を行うものとする。
4.審査方法
提出された提案書等について書類審査等を行い、平成22年度予算の成立後、補助事業の目的に最も合致した提案書等を提出した1者を採択する。