報道・広報

木造3階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認統計について(平成26年10月、11月、12月及び平成26年分)

平成27年2月27日

 木造3階建て住宅については、昭和62年の建築基準法の改正(同年施行)により、一定の技術基準に適合する戸建て住宅について準防火地域での建設が可能となり、平成4年の建築基準法の改正(平成5年施行)により防火地域、準防火地域以外(平成10年の改正(平成11年施行)により防火地域以外)で一定の技術基準に適合する木造3階建て共同住宅について建設が可能となった。また、枠組壁工法では平成16年4月、在来軸組工法では平成18年10月に一定の仕様が耐火構造として国土交通大臣の認定を受け、防火地域における建設や4階建て以上の建設の可能性が拡大された。また、丸太組構法建築物については、昭和61年の丸太組構法の技術基準告示(同年施行)及び平成14年の告示改正により、この基準に適合する建築物について建設が可能となった。
 これらの建築物の動態を把握するため、国土交通省が特定行政庁等に対し、該当する建築物の建築確認申請の有無を調査しているものである。
 今回、平成26年10月、11月、12月及び平成26年(平成26年1月 ~ 平成26年12月)分の木造3階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認における棟数等について公表する。
 また、平成26年8月29日、11月28日に公表した木造3階建て住宅及び丸太組構法建築物の建築確認統計(平成26年6月、7月、8月及び9月分)について、一部修正があったので、併せて公表する。

1.平成26年10月の主な動向

 10月の木造3階建て以上戸建て等住宅の棟数は、2,358棟であり、前年度同月比91.5%となった。このうち防火地域内の棟数は26棟、準防火地域内の棟数は1,763棟であった。
 10月の木造3階建て以上共同住宅については、棟数144棟、戸数1,241戸であり、前年度同月比はそれぞれ145.5%、145.0%となった。このうち防火地域内の棟数は6棟、準防火地域内の棟数は96棟であった。
 10月の丸太組構法建築物の棟数は、51棟であり、前年度同月比63.8%となった。

2.平成26年11月の主な動向

 11月の木造3階建て以上戸建て等住宅の棟数は、1,759棟であり、前年度同月比63.8%となった。このうち防火地域内の棟数は28棟、準防火地域内の棟数は1,340棟であった。
 11月の木造3階建て以上共同住宅については、棟数125棟、戸数947戸であり、前年度同月比はそれぞれ171.2%、147.0%となった。このうち防火地域内の棟数は6棟、準防火地域内の棟数は63棟であった。
 11月の丸太組構法建築物の棟数は、41棟であり、前年度同月比58.6%となった。

3.平成26年12月の主な動向

 12月の木造3階建て以上戸建て等住宅の棟数は、1,984棟であり、前年度同月比80.8%となった。このうち防火地域内の棟数は52棟、準防火地域内の棟数は1,516棟であった。
 12月の木造3階建て以上共同住宅については、棟数112棟、戸数1,033戸であり、前年度同月比はそれぞれ151.4%、143.9%となった。このうち防火地域内の棟数は3棟、準防火地域内の棟数は68棟であった。
 12月の丸太組構法建築物の棟数は、49棟であり、前年度同月比64.5%となった。

4.平成26年(平成26年1月~平成26年12月)の主な動向

 平成26年の木造3階建て以上戸建て等住宅の棟数は、24,388棟であり、前年比86.3%となった。このうち防火地域内の棟数は376棟、準防火地域内の棟数は17,797棟であった。
 平成26年の木造3階建て以上共同住宅については、棟数1,165棟、戸数10,270戸であり、前年比はそれぞれ154.3%、153.7%となった。このうち防火地域内の棟数は69棟、準防火地域内の棟数は731棟であった。
 平成26年の丸太組構法建築物の棟数は、629棟であり、前年比83.3%となった。

お問い合わせ先

国土交通省国土交通省住宅局住宅生産課 
TEL:03-5253-8111 (内線39422)

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