報道・広報

自動車事故による重度後遺障害者の「親亡き後問題」に関する調査報告書について

平成21年4月23日

 自動車事故による被害者救済対策を重点的に検討した「今後の自動車損害賠償保障制度のあり方に係る懇談会」(自動車交通局長の私的懇談会)において平成18年6月にとりまとめられた提言の中で、「重度後遺障害者の場合、家族等の介護がなければ日常生活を送ることが困難な状況にある。とりわけ親が子を介護している場合には、自らが亡くなった後でも子が十分な介護を受けられる生活をいかに確保するかが最大の懸案であり、非常に大きな精神的負担となっている(いわゆる「親亡き後問題」。)との指摘がなされ、「親亡き後」の実態等の把握に努めるとともに、関係者と真摯に議論を継続すべき課題として、「親亡き後問題」が取り上げられました。
 この提言を踏まえ、自動車事故による重度後遺障害者の「親亡き後」の詳細な実態把握を行うとともに、実現可能な生活支援等について検討を行うための調査を実施しました。また、調査を進めるに当たって、「自動車事故による重度後遺障害者の「親亡き後問題」に関する検討会」を設け、ご議論頂きました。
 今般、これらの調査検討の結果を報告書としてとりまとめましたので、お知らせします。

お問い合わせ先

国土交通省自動車交通局保障課 高木、武藤
TEL:(03)5253-8111 (内線41419,41418) 直通 (03)5253-8580

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