報道・広報

軽井沢スキーバス事故を受けた街頭監査の実施結果について

平成28年4月13日

 国土交通省では、軽井沢スキーバス事故を受け、緊急対策として貸切バスを対象とした街頭監査を実施しました。本年1月21日から3月中旬にかけて、全国において計242台の貸切バス車両を対象に街頭監査を実施した結果、うち86台(35.5%)の車両について法令違反が確認されました。具体的には以下のとおりです。

1.貸切バス事業者に対する街頭監査の結果について

 1月21日から3月中旬にかけて、全国の貸切バス乗り場等、のべ38か所において、国土交通省の監査官が抜き打ちで出発前のバスに立ち入り、運転者の健康状態、交替運転者の配置状況、運行指示書の作成状況等について確認を行ってきました。
 その結果、242台に対して86台(35.5%)の車両に法令違反を確認しました。詳細は添付資料(別紙1)のとおりです。
 なお、2月3日に、法令違反が多い事項をリスト化したチェックシートを全事業者へ配布し、運行前に事業者自らが最終確認を行い法令遵守を徹底するよう通達しました。また、街頭監査時に法令違反が確認された場合は、速やかに改善指示を行い改善の確認を行うとともに、その他の運行についても法令遵守を徹底するよう通達しました。
 法令違反指摘率について、通達前は46%、通達後は23%でした。詳細は別添資料(別紙2)のとおりです。

2.監査実施後の措置

 街頭監査において法令違反が確認された事業者に対しては、監査実施日から原則30日以内に呼出監査を実施し、呼出監査時点において、同様の違反事項が全て改善されたことを確認しています。街頭監査については、今後ともゴールデンウィーク等の多客期を捉え、引き続き行うこととしています。

添付資料

別添資料(PDF形式:967KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省自動車局安全政策課 内山、勝亦
TEL:03-5253-8111 (内線41622、41632) 直通 03-5253-8566 FAX:03-5253-1636

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