令和6年4月19日

貸切バスの輸送の安全の確保のため、事業者講習会及び街頭監査を全国一斉に実施します。

　貸切バス事業はインバウンド需要が本格的に回復したことに伴い需要が高まっており、貸切バスの繁忙期を迎えるにあたって、輸送の安全を確保することが求められています。
　一方で、令和４年１０月に静岡県で発生した貸切バスの横転事故（死傷者計２９名）を踏まえ、二度と同様の悲惨な事故を発生させないよう、貸切バスの安全性向上に向けた新たな対策が制定され、本年４月から施行されたことから、貸切バス事業者は新制度に対応できるよう対策を講じる必要があります。
　ついては、以下のとおり、運行管理者等を対象とした事業者講習会を開催するとともに、街頭監査を全国一斉に実施し、輸送の安全の再徹底を図ることとします。

【事業者講習会の概要】
　[1] 実施時期：５月～７月
　[2] 対象者：貸切バス事業者の統括運行管理者等
　[3] 講習内容：制度改正に伴う運行管理の再徹底
　　　　　　　　・運転者に対する指導監督
　　　　　　　　・健康管理の重要性
　　　　　　　　・必要な点検整備の実施 等
【街頭監査の概要】
　[1] 実施時期：４月下旬～７月
　[2] 実施場所：観光施設（駐車場）、高速道路ＳＡ、主要駅、空港等