令和6年8月22日
貸切バス事業においては、軽井沢スキーバス事故のような痛ましい事故を二度と発生させないため、基本的な運転技能の確実な習得が重要ですが、小規模事業者では、運転者教育のための人材やノウハウを十分に確保できていないなどの課題があるところです。
これを踏まえ、貸切バス運転者を対象とした“外部研修を活用した運転者教育の効果実証”を行うこととしましたので、お知らせするとともに当該実証へのご協力をお願いいたします。 |
貸切バス事業においては、軽井沢スキーバス事故、ふじあざみライン横転事故のような痛ましい事故を二度と発生させず、
死亡事故ゼロを継続的に実現するには、
基本的な運転技能の確実な習得が一つの重要な要素です。
一方、
自社では運転者教育をする人材等の資源やノウハウを十分に確保できていないなどの課題があるところです。
このような課題を踏まえ、今般、下記研修実施者にご協力いただき、
貸切バス運転者を対象とした“外部研修を活用した
運転者教育の効果実証”を実施することとしました。
是非、この機会を活用いただき、その効果についてご意見をお聞かせください。
国土交通省では、
本効果実証の結果を踏まえ、来年度以降の外部研修機関の活用促進策を検討する予定です。
1.研修実施者、受講人数等
(1)自動車安全運転センター 安全運転中央研修所
住所:茨城県ひたちなか市新光町605番地16
受講人数:計40名程度
(2)ジェイアールバス関東株式会社 安全研修センター
住所:栃木県佐野市越名町2043-5
受講人数:計80名程度
(3)株式会社京成ドライビングスクール
住所:東京都葛飾区高砂5丁目54番10号
受講人数:計60名程度
2.受講対象者、受講可能人数(応募状況等により変更の可能性もあります。)
(1)貸切バス事業者(乗合バス事業を経営している事業者を除く)に勤務する者であって、関東地方(東京都、神奈川県、埼玉
県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県)に所在する営業所において選任されている運転者。
(2)実施期間中の一研修実施者における一事業者当たりの受講者数は、最大2名。
3.研修内容
(1)発進時の安全確認の方法(車外、車内)
(2)交差点右左折時の安全確認の方法
(3)下り坂での走行方法(エンジンブレーキ、排気ブレーキ等補助ブレーキの使用方法、安全速度)
(4)その他基本的な運転技能の向上に資する事項
4.実施期間
令和6年10月から令和7年2月
5.費用負担
研修費用 負担なし (交通費、宿泊費の負担は、条件および限度額あり)
6.お申し込み方法
本事業は、SOMPOリスクマネジメント株式会社に事務を委託しています。
8月23日(金)9時00分より、ご希望の研修実施者毎に以下の申し込み
アドレスからお申し込みください。
なお、先着順で予定人数に達した場合には、募集を終了させていただきます。
(1)自動車安全運転センター 安全運転中央研修所
申し込みアドレス:
https://www.sompo-rc.co.jp/mlit_kenshu_jsdc
(2)ジェイアールバス関東株式会社 安全研修センター
申し込みアドレス:
https://www.sompo-rc.co.jp/mlit_kenshu_jrbus
(3)株式会社京成ドライビングスクール
申し込みアドレス:
https://www.sompo-rc.co.jp/mlit_kenshu_keisei
※詳細は、以下の「添付資料」をご参照下さい。
お問い合わせ先 【研修受講手続き等】
- SOMPOリスクマネジメント研修事務局 srm-toiawase@sompo-rc.co.jp