平成29年1月26日
タクシー事業者と自治体の連携により、交通不便地域等における住民の移動手段の確保を図るため、茨城県水戸市において、閑散時間帯におけるタクシーを活用した新たな割引運賃の実証実験を行います。 |
タクシーは、高齢者等にとって利便性の高い交通機関であるものの、買い物や通院等の近距離移動については、他の交通機関と比べ割高感があるために利用を控えている場合があると考えられます。
そこで、交通不便地域等において、閑散時間帯のタクシーを活用し、地域のニーズに合った公共交通機関の導入に向けた検討を行うため、自治体と連携したタクシーの新たな割引運賃の導入について実証実験を行います。
記
1.期 間:平成29年2月1日(水)~平成29年3月31日(金)
2.地 域:茨城県水戸市内 国田地区(上国井町、下国井町、田谷町)を拠点に実施。
※地域住民2,575人(平成28年4月1日現在)を対象とする。
3.車両数:2台のタクシー車両を国田地区に配置。
4.割引運賃
タクシー事業者が、水戸市と時間制運賃による借り上げ契約を行う際、閑散時間帯における5割までの割引運賃を認める。
(水戸市は、借り上げたタクシーを国田地区住民に提供する。)
5.利用方法
・午前10時~午後4時までに利用者が直接タクシー事業者に予約する。
・国田地区の住民は、1回の運行につき500円又は1,000円で利用可能とする。
・運行の目的地は、病院や路線バスターミナル等に限定する。
6.検証方法
利用者に対するアンケート調査を行うほか、閑散時間帯におけるタクシー割引運賃導入に係る運送収入への影響や効果、本格導入に向けた課題等について検証を行う。
※ 利用方法の詳細については、水戸市交通政策課(029-291-3804)にお問い合わせ下さい。