平成24年7月31日

１．宅配便について

　平成２３年度の宅配便取扱個数は、３４億９６万個であった（うち、トラック運送  ３３億６，３００万個、航空等利用運送　３，７９６万個）。

　これを前年度と比較すると、１億８，１１３万個、５．６％の増加となり、前年度に引き続き対前年度増加となった（うち、トラック運送　１億６，９７１万個・５．３％増、航空等利用運送　１，１４２万個・４３％増）。

　便名ごとのシェアをみると、トラック運送については、上位５便が全体の９９．５％を占めており、さらに「宅急便」、「飛脚宅配便」、「ゆうパック」の上位３便で９２．３％を占めている。

　また、航空等利用運送についても、「飛脚航空便」、「宅急便タイムサービス等」、「スーパーペリカン便」及び「フクツウ航空便」の上位４便で全体の５０．４％を占めている。

　平成２３年度の宅配便（トラック）取扱個数については、インターネットなどを利用した通信販売に係る商品開発による需要拡大や各社の営業努力による新規需要開拓などにより前年度を上回った事業者もいたことから、全体の実績として増加となっている。

なお、航空等利用運送については、新規参入や既存事業者による新たな個人向けサービスの拡大のほか、インターネットを利用したショッピングやオークションなどの需要拡大等に伴い、前年度を上回った事業者もおり、全体の実績として取扱いが増加となっている。

 

２．メール便について

　平成２３年度のメール便取扱冊数は、５３億３，８９２万冊であった。

　これを前年度と比較すると、９，６２８万冊、対前年度比１．８％の増加となっている。メール便のシェアをみると、「ゆうメール」及び「クロネコメール便」の上位２便で、９４．８％を占めている。

　　

〔平成２３年度宅配便等取扱実績関係資料〕
　[1] 平成２３年度宅配便等取扱個数の調査及び集計方法
　[2] 宅配便等取扱個数の推移（表及びグラフ）
　[3] 平成２３年度宅配便（トラック）取扱個数
　[4] 平成２３年度航空等利用運送事業に係る宅配便取扱個数
　[5] 平成２３年度メール便取扱冊数