報道・広報

自動車事故による遷延性意識障害者のための在宅介護支援セミナーを開催します

平成22年8月11日

セミナーの目的

自動車事故が原因で脳に損傷を受け、重度の後遺障害が残り、いわゆる「遷延性意識障害(※)」となった方を在宅介護している方に対して、より安心で負担のかからない介護の方法などを紹介するとともに、自動車事故による遷延性意識障害者の方を専門に治療・看護する療護センター等(独立行政法人自動車事故対策機構が設置・運営)の治療・看護の取組みを紹介いたします。

(※)遷延性意識障害とは、下記6項目の全てに該当し、重度の精神神経障害が継続し、常時の介護を必要とする状態。
[1]自力移動が不可能である。[2]自力摂食が不可能である。[3]し尿失禁状態にある。[4]眼球はかろうじて物を追うこともあるが、認識はできない。[5]声を出しても、意味のある発語はまったく不可能である。[6]目を開け、手を握れというような簡単な命令にはかろうじて応ずることもあるが、それ以上の意思の疎通は不可能である。

セミナーの概要【主催:国土交通省、独立行政法人自動車事故対策機構】

(1)開催日時:平成22年8月29日(日)13:30~16:30
(2)開催場所:福岡県中小企業振興センター 3F 301会議室
福岡市博多区吉塚本町9-15
(電話)092-622-0011
(3)内 容:【講演会】「遷延性意識障害者の生活の再構築を目指す在宅介護」
       講師:紙屋克子氏(静岡県立大学大学院看護学研究科教授)
       【パネルディスカッション】「遷延性意識障害者の在宅介護の実態と課題」

その他

 本セミナーは公開といたします(ただし、患者さんのプライバシー保護のため、講演でのビデオや写真撮影及び録音はご遠慮ください)。参加を希望される方は、8月20日(金)までに添付資料の参加申込書に必要事項を記入の上、FAXにて下記までお申し込みください。
◎申込先:独立行政法人自動車事故対策機構 被害者援護部 根田、細川、岸部
FAX:03-3239-9336

お問い合わせ先

国土交通省自動車交通局保障課 高木、武藤
TEL:(03)5253-8111 (内線41419)
独立行政法人自動車事故対策機構被害者援護部 根田、細川、岸部
TEL:03-5276-4485

ページの先頭に戻る